りん‐かい【臨界】
1 さかい。境界。 2 物質が臨界温度・臨界圧力に達すること。臨界状態になること。→臨界点 →超臨界水 3 核分裂連鎖反応で、中性子の生成と消失とが均衡状態になること。原子炉では、核分裂連鎖反応...
りんかい‐しつりょう【臨界質量】
核燃料の、核分裂連鎖反応を維持するために必要な最小限度の質量。臨界量。クリティカルマス。
りんかい‐じこ【臨界事故】
核燃料物質が制御不能のまま臨界となって核分裂連鎖反応を起こし、大量の熱や放射線が発生する事故。
りんかい‐じょうたい【臨界状態】
1 臨界温度・臨界圧力に達したときの物質の状態。液体が液体としてその蒸気と共存しうる限界の状態。 2 原子炉で、原子核分裂の連鎖反応が一定の割合で継続している状態。
れい‐せん【冷戦】
《cold war》武力は用いないが、激しく対立・抗争する国際的な緊張状態。第二次大戦後の米・ソ二大陣営の厳しい対立を表した語。人間関係などに用いる場合もある。冷たい戦争。 [補説]顕在化したの...
れつ【裂】
[常用漢字] [音]レツ(漢) [訓]さく さける きれ 1 二つに引きさく。さける。はじけ割れる。「裂開・裂傷・裂帛(れっぱく)/乾裂・亀裂(きれつ)・炸裂(さくれつ)・寸裂・破裂・爆裂」 2...
れんさ‐はんのう【連鎖反応】
1 一つの反応が他の反応を誘起し、さらにそれが次の反応の原因となって、同じ反応が繰り返して進行する現象。重合・爆発・核分裂など。 2 一つの出来事がきっかけとなり、同種のことが次々に起こること。...
ロシア‐しゃかいみんしゅろうどうとう【ロシア社会民主労働党】
ロシアのマルクス主義政党。1898年プレハーノフらが結成したが、1903年ボリシェビキとメンシェビキの二派に分裂。レーニンの率いるボリシェビキがロシア革命を成功させ、1918年ロシア共産党と改称。
ろ‐しん【炉心】
原子炉の、核分裂連鎖反応が起きてエネルギーを発生する部分。燃料集合体・制御棒・冷却材などのある所。
ロディニア【Rodinia】
原生代の約10億年前から7億年前にかけて、現在の太平洋の南半球側に存在した超大陸の名称。地球上の大部分が氷床に覆われたスノーボールアース(全球凍結)が起こった時代であり、また、大陸周辺部でエディ...