きり【切り/限り】
[名] 1 区切り。切れ目。「—のよいところでやめる」「—をつける」 2 (多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる)かぎり。はて。際限。「欲をいえば—がない」 3 (限り)商品の先物...
きり‐あい【切(り)合い/斬(り)合い】
互いに刃物で相手を切ろうとして争うこと。
きり‐あ・う【切(り)合う/斬(り)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いに刃物で相手を切ろうとして争う。「刀で—・う」 2 物と物とが十文字に交錯する。
きり‐あげ【切(り)上げ】
1 区切りをつけて終わりにすること。「この辺で—にしよう」 2 計算で、求める位未満の端数を、求める位に1として加えること。⇔切り捨て。 3 通貨の対外価値を高くすること。⇔切り下げ。
きり‐あげ【切(り)揚げ】
さつまいもを細長く切ってごま油で空揚げにしたもの。
きり‐あ・げる【切(り)上げる】
[動ガ下一][文]きりあ・ぐ[ガ下二] 1 区切りをつけて終わりにする。「仕事を早めに—・げる」 2 計算で、求める位未満の端数を1として一けた上の位の数に加える。「小数点以下を—・げる」⇔切り...
きり‐あな【切(り)穴】
歌舞伎劇場で、舞台の床を切り抜いた方形の穴。幽霊・変化(へんげ)などの出入りや、井戸・池などに飛び込むときに用いる。花道に設けるものは「すっぽん」という。
きり‐いし【切(り)石】
1 用途に応じて種々の形に切った石材。 2 割れて角だった石。 3 敷石。石畳。
きりいし‐づみ【切(り)石積み】
一定の形に切った石材を規則正しく積み重ねた建造物。また、その積み方。
きり‐い・る【切(り)入る/斬(り)入る】
[動ラ五(四)]刀をかざして敵の中に突入する。きりこむ。「唯一人にて敵陣に、—・りしが」〈竜渓・経国美談〉