くい‐きり【食(い)切り】
針金などを切るのに用いる道具。やっとこに似た形で、挟む部分が刃になっている。
くい‐き・る【食(い)切る】
[動ラ五(四)] 1 歯でかみ切る。「縄を—・る」 2 全部食べてしまう。食べ切る。「二人分の料理を—・ってしまう」
くい‐さ・く【食(い)裂く】
[動カ五(四)]食いついて裂く。口にくわえて裂き切る。「唇を—・かんとすばかりに咬みて咬みて」〈紅葉・金色夜叉〉
くう【空】
[名] 1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」 2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久...
空(くう)を切(き)・る
1 空中を素早く横切る。「弾丸が—・る」 2 目標に当てそこなう。空振りになる。「バットがむなしく—・る」
く‐かく【区画/区劃】
[名](スル)土地などをいくつかの部分に区切ること。また、その区切った一つ一つ。「小さく—した分譲地」
くさ‐の‐おう【草の黄/草の王】
ケシ科の越年草。道端や山野に生え、高さ約50センチ。茎や葉を切ると黄色の汁が出る。葉は羽状に深く切れ込み、裏面は白みを帯びる。初夏、黄色い4弁の花を数個つける。地上部を乾燥したものを白屈菜といい...
くさり【鎖/鏈/鏁】
《動詞「くさ(鏈)る」の連用形から》 1 金属製の輪を数多くつなぎ合わせて、ひもや綱のようにしたもの。かなぐさり。「犬を—でつなぐ」「懐中時計の—」 2 物と物とを結びつけているもの。また、つな...
くだ‐くだ
[副]同じことを何度も繰り返したり、長々としつこく細かに述べたりするさま。くどくど。「—(と)弁解する」
[形動ナリ]細かに砕き、または切るさま。「十づかの剣をぬいて、大蛇を—にきり給ふ」〈...
くち‐きり【口切り】
1 容器などの封を切ること。または、封を切って開けたばかりのもの。口あけ。 2 物事のし始め。かわきり。「話の—を依頼する」 3 茶道で、新茶を入れて目張りしておいた茶壺の封を切ること。《季 冬...