ずっかり
[副] 1 言いにくいことを、かまわずに言うさま。ずけずけ。「—言われて赤くなり青くなり唇かむで怒る男」〈露伴・寝耳鉄砲〉 2 鮮やかに、鋭く切りつけるさま。すっぱり。ざっくり。「—ト切ル」〈和...
ずっけり
[副]相手の気持ちなど無視して、無遠慮に物を言い切るさま。ずけずけ。「提婆(だいば)が悪の耳こすり、—言うていやがらし」〈浄・和田合戦〉
ずばり
[副] 1 刀などで勢いよく切るさま。「魚の頭を—(と)切り落とす」 2 物事の核心を正確に、または単刀直入に指摘するさま。「相手の考えを—(と)言い当てる」
ずん‐ぎり【寸切り】
《「髄(ずん)切り」の意。「寸」は当て字という。一説に「すぐきり(直切り)」の音変化とも》 1 筒形のものをまっすぐ横に切ること。また、そのもの。輪切り。筒(つつ)切り。寸胴(ずんど)切り。 2...
せい【勢】
[音]セイ(漢) ゼイ(慣) セ(呉) [訓]いきおい [学習漢字]5年 〈セイ〉 1 他を押さえ取り仕切る力。いきおい。「勢力/威勢・気勢・虚勢・権勢・語勢・豪勢・筆勢・余勢」 2 その物の...
せいきょう‐ぶんり【政教分離】
政治と宗教の結びつきを切ること。宗教団体が政治に介入することも、また、国家が宗教団体や個人の信仰に干渉することをも禁止するという原則。
せき【齣】
1 中国の戯曲の一段・一幕。俳優一同が下場することによって区切る。→齣(こま) 2 江戸時代の小説や戯曲の区切り・段落。節。章。せつ。
堰(せき)を切(き)・る
川の流れが堰を壊してあふれでる。また転じて、おさえられていたものが、こらえきれずにどっとあふれでる。「言葉が—・って出てきた」 [補説]「関を切る」と書くのは誤り。
狭匙(せっかい)で腹(はら)を切(き)る
木製である狭匙で腹を切る。できないことをするたとえ。
せつ【切】
[音]セツ(漢) サイ(呉) [訓]きる きれる [学習漢字]2年 〈セツ〉 1 刃物などで切る。「切開・切除・切断・切腹・切磋琢磨(せっさたくま)」 2 こすり合わせる。「切歯」 3 ぴった...