キリシタン‐ぶんがく【キリシタン文学】
室町末期から江戸初期にかけて、キリシタンの宣教師などにより、日本語で著述・翻訳された宗教文学、および宣教用・語学用の書物。「伊曽保物語」「日葡(にっぽ)辞書」など。南蛮(なんばん)文学。
キリシタン‐やしき【キリシタン屋敷】
江戸小石川茗荷谷(東京都文京区)にあった、転びバテレンらを収容した牢獄。正保3年(1646)宗門改役(しゅうもんあらためやく)であった大目付井上政重の下屋敷に設置。寛政4年(1792)廃止。山屋敷。
きり‐じに【切(り)死に/斬(り)死に】
[名](スル)切り合って死ぬこと。「大勢と渡り合って—した」
きり‐すか・す【切(り)透かす】
[動サ五(四)]切って間がすくようにする。「障子の上の部分を少しずつ—・した」〈藤村・家〉
きり‐すて【切(り)捨て/斬(り)捨て】
1 切り取って捨てること。 2 不要なものとしてかえりみないこと。「福祉の—」 3 計算で、求める位未満の端数を捨てること。⇔切り上げ。 4 人を切ってそのまま放っておくこと。
きりすて‐かんばつ【切(り)捨て間伐】
伐採した木や枝を、林内にそのまま置いておく間伐。→搬出間伐
きりすて‐ごめん【切(り)捨て御免】
江戸時代、武士に与えられていた特権の一。町人・百姓などが無礼な行為に及んだ場合、殺しても処罰されなかったこと。転じて、弱者に対し、特権を用いて横暴なふるまいをすること。
きり‐す・てる【切(り)捨てる/斬(り)捨てる】
[動タ下一][文]きりす・つ[タ下二] 1 切り取ってその部分を捨てる。「枝を—・てる」 2 無益なもの、不要なものとして捨て去る。「弱者を—・てる」「過去を—・てる」 3 計算で、求める位未満...
きり‐ず【切(り)図】
全体の一部分を区切って作った地図。
きり‐ずみ【切り角】
⇒隅切(すみき)り角(かく)