かりとり‐き【刈(り)取(り)機】
稲・麦や草を刈り取る機械。
かり‐と・る【刈(り)取る】
[動ラ五(四)] 1 刈り入れる。「麦を—・る」 2 草などを、刃物で切って取り去る。「雑草を—・る」 3 不都合なものなどを取り除く。「悪の芽を—・る」
かり‐ね【刈り根】
刈ったあとに残った草木の根。和歌で多く「仮寝」にかけていう。「難波江の葦(あし)の—の一夜故みをつくしてや恋ひ渡るべき」〈千載・恋三〉
かり‐ばね【刈りばね】
木や竹を刈り取ったあとの、根元の部分。切り株。「信濃道(しなぬぢ)は今の墾道(はりみち)—に足踏ましむな沓(くつ)はけわが背」〈万・三三九九〉
かり‐ほ・す【刈(り)干す】
[動サ五(四)]草木を刈り取って日に干す。「あの村の二三の家の軒先に—・してあった笹の葉は」〈藤村・嵐〉
かり‐ぼし【刈(り)干し】
刈り取った草などを日に干すこと。《季 夏》
かりぼしきり‐うた【刈干切唄】
宮崎県高千穂地方の民謡。茅(かや)を刈り取るときの仕事歌で、拍子にはまらない追分(おいわけ)風の節回し。名称は、刈り取った茅を干して冬期のまぐさ用とすることに由来する。
かりや【刈谷】
愛知県中部の市。境川の東岸にある。もと水野氏の城下町。自動車などの機械工業が盛ん。人口14.6万(2010)。
かりや‐し【刈谷市】
⇒刈谷
かり‐やす【刈安/青茅】
1 イネ科の多年草。山地に群生し、高さ約1メートル。葉は広線形。秋、茎の頂に枝分かれした穂を出す。古くから黄色染料に使用。近江刈安。《季 秋》 2 コブナグサの別名。八丈刈安。 3 「刈安染め」の略。