おすねこムルのじんせいかん【牡猫ムルの人生観】
《原題、(ドイツ)Lebensansichten des Katers Murr》ホフマンの風刺的長編小説。未完。1820年から1822年にかけて第2部までを刊行。人語を解する猫ムルの手記という...
おそくともじゅういちがつには【おそくとも十一月には】
《原題、(ドイツ)Spätestens im November》ドイツの小説家、ノサックの長編小説。1955年刊行。
おそなえ【お供え】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は平成3年(1991)、「海燕」誌7月号に掲載。翌平成4年(1992)、第19回川端康成文学賞を受賞。作品集は平成5年(1993)刊行。
おちばこぞう【落葉小僧】
南木佳士の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は平成元年(1989)3月「文学界」誌に掲載。作品集は平成2年(1990)刊行で、ほかに「ニジマスを釣る」「金印」などの作品を収録。
おちる【落ちる】
多岐川恭の短編小説。昭和33年(1958)刊行。同年、第40回直木賞受賞。
オックスフォード‐えいごじてん【オックスフォード英語辞典】
《The Oxford English Dictionary》オックスフォード大学出版局発行の英語辞典。初版刊行は1884〜1928年。当初は『新英語辞典(NED)』と称された。1989年第2版...
おっとのていそう【良人の貞操】
滝井孝作の短編小説。大正12年(1923)刊行の作品集に収録。 吉屋信子の長編の通俗小説。昭和11年(1936)から昭和12年(1937)にかけて東京日日新聞、大阪毎日新聞に連載。一組の夫婦...
おつじくしゅう【乙字句集】
大須賀乙字の句集。著者没後の大正15年(1926)、岩谷山梔子(いわやくちなし)・名和三幹竹(さんかんちく)の編集により刊行。
おつじはいろんしゅう【乙字俳論集】
大須賀乙字の俳論集。著者没後の大正10年(1921)、木下立安(りつあん)(木下蘇子(そし))の編集により刊行。
おとぎ‐ぞうし【御伽草子】
室町時代から江戸初期にかけて作られた短編物語の総称。平安時代の物語文学から仮名草子に続くもので、空想的・教訓的な童話風の作品が多い。また、特に江戸中期、享保(1716〜1736)のころ、大坂の渋...