き‐し【棄市】
古代中国の刑罰の一。公衆の面前で打ち首にして、その死体を市中にさらすこと。
きっと‐しかり【屹度𠮟り】
江戸時代、庶民に科した刑罰の一。「𠮟り」の重いもの。→𠮟り
きゅう【宮】
[音]キュウ(漢) グウ(慣) ク(呉) [訓]みや [学習漢字]3年 〈キュウ〉 1 王などの住む大きな建物。「宮城・宮中・宮廷・宮殿/王宮・月宮・後宮・迷宮・離宮」 2 五刑の一。生殖機能...
きゅう‐かん【九官】
中国古代、舜の時に定めたという九つの官名。司空(総理)・后稷(こうしょく)(農政)・司徒(教育)・士(刑罰)・共工(百工)・虞(ぐ)(山林沼沢)・秩宗(ちつそう)(祭祀)・典楽(音楽)・納言(上...
きゅう‐けい【九刑】
中国、周代の9種の刑罰。墨(ぼく)(いれずみ)・劓(ぎ)(はなきり)・剕(ひ)(あしきり)・宮(男子は去勢、女子は幽閉)・大辟(たいへき)の五刑に、流(追放)・贖(しょく)(罰金)・鞭(べん)(...
きゅう‐けい【宮刑】
古代中国の五刑の一。死刑に次ぐ重い刑罰で、男子は去勢され、女子は監房に幽閉された。腐刑。宮。
きょういくけい‐しゅぎ【教育刑主義】
刑罰を科する目的は、受刑者を改善して社会生活に同化するよう更生させるための教育をすることにあるという理論。教育刑論。→応報刑主義 →目的刑主義
きょっ‐けい【極刑】
最も重い刑罰。死刑。「—に処する」
きん‐こ【禁錮/禁固】
[名](スル) 1 一室に閉じ込めて、外へ出るのを許さないこと。「罰として、土蔵の中に文緒を—するつもりなのであった」〈有吉・紀ノ川〉 2 自由刑の一。刑事施設に拘置されるだけで刑務作業は強制さ...
ぎゃく‐けい【虐刑】
残虐な刑罰。