しょ‐つう【初通】
初めて手紙をやること。最初の手紙。「—よりして文章命も取るほどに」〈浮・一代女・一〉
初日(しょにち)が◦出(で)る
相撲で、負け続けていた力士が初めて勝つ。初日を出す。「夏場所五日目に—◦出る」
しょ‐にん【初任】
初めて官職に任ぜられること。初めて就職すること。
しょにん‐きゅう【初任給】
初めて任官された人や就職した人に支給される給料。また、その金額。初給。
しょ‐はつ【初発】
1 初めて発すること。物事の起こりはじめ。しょほつ。「真に其—の出所を詳にす可らず」〈福沢・文明論之概略〉 2 電車などの、始発。
しょはつ‐かんじゃ【初発患者】
その病気に初めてかかった患者。また、感染症の場合、感染が広がる前に発症し、感染源となる可能性がある患者をいうこともある。
しょ‐はん【初犯】
初めて罪を犯すこと。また、初めて犯した罪。→再犯 →累犯
しょ‐びん【初便】
1 初めて出した、または受け取った便り。 2 航空機・船舶などが、ある航路に初めて出航すること。「日中航路の—」
しょ‐ほっしん【初発心】
初めて菩提(ぼだい)を求める心を起こして仏門に入ること。「高尾殿の替りに死せしお幾が為の—」〈浄・先代萩〉
しょめい‐び【初鳴日】
ウグイス・ヒバリ・ヒグラシなどの鳥や昆虫が初めて鳴く日。季節の移り変わりを知る手掛かりとされる。→生物季節観測