じゅんさつ‐し【巡察使】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)に属し、臨時に設置された官。諸国を巡り、国司・郡司の治績を調査し、人民の生活状態を視察して復命・上奏した。めぐりみるつかさ。 2 明治初期、東北地方に置かれ...
じゅん‐ぶ【巡撫】
1 各地を回って人心を鎮め安んずること。 2 中国の地方長官。明代初期には臨時の官であったが、のちには各省に置かれ、管下の民政・軍事をつかさどった。清代には総督と同等の資格をもち、皇帝に直属した...
じょうきゅう【承久】
鎌倉初期、順徳天皇・仲恭天皇・後堀河天皇の時の年号。1219年4月12日〜1222年4月13日。
じょうざんきだん【常山紀談】
江戸中期の随筆。正編25巻。湯浅常山著。原形は元文4年(1739)成立。完成は明和7年(1770)とされ、その後拾遺4巻と付録1巻が加えられる。戦国時代から江戸初期までの名将・傑物の言行を伝えた...
じょう‐じゅつ【杖術】
杖(つえ)をもって敵を制する武術。江戸初期に創始され、代表的流派としては、神道夢想流・東軍流・源氏天流などがある。第二次大戦後は杖道(じょうどう)と呼ぶ。
じょうど‐じ【浄土寺】
広島県尾道市にある真言宗泉涌寺派の大本山。山号は転法輪山。聖徳太子の創建と伝える。徳治元年(1306)西大寺の定証が中興、江戸中期から真言宗となる。本堂・多宝塔は国宝。
兵庫県小野市にある高...
じょうなんじ‐まつり【城南寺祭】
昔、城南寺で行われた祭礼。平安末期から鎌倉初期には盛大に行われ、競(くら)べ馬なども催された。のち、寺は荒廃し、祭りは真幡寸(まはたき)神社(現在の城南宮)の城南宮神幸祭として受け継がれた。城南...
じょうりゅう‐こうてい【上流工程】
《upper process》情報システムの開発工程のうち、その初期段階のこと。必要となる要件の分析、実装すべき機能の定義、仕様の決定などを含む。→下流工程
じょう‐るり【浄瑠璃】
1 仏語。清浄で透明な瑠璃(青金石)。また、清浄なもののたとえ。 2 語り物の一。室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を...
じょうわ【承和】
《「しょうわ」とも》平安初期、仁明(にんみょう)天皇の時の年号。834年1月3日〜848年6月13日。