カロリング‐ルネサンス【(ドイツ)Karolingische Renaissance】
8世紀末から9世紀初頭にかけて、フランク王国のカール大帝の宮廷を中心に行われた古典文化の再興運動。各地より学者が招かれ、学校なども建てられて中世文化の基礎を築いた。→ルネサンス
カンダギリ【Khandagiri】
インド中東部、オリッサ州の都市ブバネシュワルの郊外にあるジャイナ教の石窟寺院群。市街中心部の西約7キロメートルの丘の上に位置する。東方のウダヤギリという丘の石窟群に相対する。紀元前2世紀から築か...
カンピドリオ‐ひろば【カンピドリオ広場】
《Piazza del Campidoglio》イタリアの首都ローマにある広場。ローマの七丘の一で最も高いカンピドリオの丘に位置する。古代ローマの中心地として最高神ユピテル、ユノー、ミネルバの神...
カンブリア‐ばくはつ【カンブリア爆発】
古生代カンブリア紀の初頭、約5億4千万年前から5億年前頃に、今日見られる動物の門の多くが一気に出現した現象。先カンブリア時代のエディアカラ動物群が衰退したのち、世界中で急激に種の多様化が進んだと...
がいねん‐ほうがく【概念法学】
制定法の無欠陥性と論理的完結性とを仮定し、法令の条文を忠実に検討し、法概念の体系を形式論理によって構成することを法学の任務とする立場。19世紀後半から20世紀初頭にかけて欧州で主流であった法学傾...
ガイヤール‐じょう【ガイヤール城】
《Château Gaillard》フランス北部、ノルマンディー地方、ウール県の町レザンドリーにある城。セーヌ川を見下ろす町の高台に、12世紀にイングランド王リチャード1世(獅子心王)がルーアン...
ガレリウス‐の‐がいせんもん【ガレリウスの凱旋門】
《Apsida tou Galeriou/Αψίδα του Γαλέριου》ギリシャ北部の港湾都市テッサロニキの市街中心部、エグナティア大通りにある凱旋門。4世紀初頭、古代ローマ皇帝ガレリウ...
ガンテ‐ゴンパ【Gangtey Gompa】
ブータン中部、ワンデュポダン県の村ポブジカにある僧院。17世紀初頭に創建。同国西部最大のチベット仏教ニンマ派の僧院として知られる。2008年に大規模な修復工事が行われた。
キガリ【Kigali】
ルワンダ共和国の首都。標高1500メートルの高原地帯にある。20世紀初頭、ドイツ植民地時代に建設され、独立にともなって首都となった。コーヒーをはじめとする農産物の集散地。近郊にスズ鉱山がある。人...
ききょらいのじ【帰去来辞】
陶淵明作の文。5世紀初頭の成立。官を辞して帰郷し、自然を友とする田園生活に生きようとする決意を述べたもの。