はつ‐ね【初音】
鳥や虫の、その年、その季節の最初の鳴き声。特に、鶯(うぐいす)の鳴き声にいう。《季 春》「うぐひすの身を逆(さかさま)に—かな/其角」 源氏物語第23巻の巻名。光源氏、36歳。源氏の年賀回り...
はつね‐みく【初音ミク】
クリプトンフューチャーメディア社が販売するDTMソフトウエア、およびそのキャラクター。ヤマハの開発した音声合成技術ボーカロイド2を採用しており、音階と歌詞を入力することで女声の歌唱パートが作成できる。
はつ‐のぼり【初上り/初登り】
1 (初上り)初めて都へ行くこと。また、その人。「お江戸日本橋七つ立ち—」〈民謡・お江戸日本橋〉 2 初めてその山に登ること。また、その年初めての登山。
はつ‐のぼり【初幟】
男児の初節句を祝って立てる幟。また、その祝い。《季 夏》「五女ありて後の男や—/子規」
はつ‐のり【初乗り】
[名](スル) 1 新年に初めて乗り物に乗ること。「乗馬クラブで—を楽しむ」 2 新しくできた乗り物などに初めて乗ること。「開通したばかりの路線に—する」 3 電車やタクシーなどの、運賃の最低単...
はつのり‐うんちん【初乗り運賃】
⇒初乗り3
はつ‐はな【初花】
1 その季節に初めて咲く花。 2 その草木に初めて咲く花。 3 その春に初めて咲く花。多く桜にいう。《季 春》「—や大仏みちの人通り/万太郎」 4 17、8歳ごろの若い女性。 5 初潮(しょちょ...
はつはな‐いわい【初花祝(い)】
女子が初潮を迎えた祝い。初他火(ういたび)。
はつはな‐ぞめ【初花染め】
ベニバナの初花で染めること。また、その染めたもの。「くれなゐの—の色深く思ひし心我忘れめや」〈古今・恋四〉
はつ‐はる【初春】
春の初め。新春。新年。《季 新年》「—や思ふ事なき懐手/紅葉」