かくぶつ‐ちち【格物致知】
物の道理を窮め、知的判断力を高める意で、理想的な政治を行うための基本的条件、モットー。 [補説]「礼記」大学の「致知在格物」の意味を、朱子は「知を致すは物に格(至)るに在り」と事物の理に至ること...
かくれ【隠れ】
1 名詞の上に付いて接頭語的に用い、外見からそうと判断できないものを表す。「—ファン」「—待機児童」 2 人に知られないでいること。「遂には—あるまじければ」〈平家・一〇〉 3 ほかから見えない...
かげんてき‐さんだんろんぽう【仮言的三段論法】
論理学で、三段論法の一。大前提が仮言的判断で、小前提と結論とが定言的判断となる。例えば、「もし乱開発が進めば自然が失われる」「乱開発が進んでいる」故に「自然が失われている」の類。また、両前提・結...
かげんてき‐はんだん【仮言的判断】
論理学で、ある仮定・条件のもとで立言する判断。「もしsがpならば(前件)、QはRである(後件)」という形式をとる。仮言判断。→定言的判断 →選言的判断
かざんふんかよち‐れんらくかい【火山噴火予知連絡会】
各火山活動の状況の情報を交換し、判断や予知計画について検討する連絡会議。定期に、また緊急のときは臨時に開いて見解を発表する。気象庁長官の私的諮問機関で、昭和49年(1974)発足。
かじ‐じけん【家事事件】
家庭内の紛争など、家庭に関する事件。家庭裁判所に許可・判断を求める家事審判手続きと、当事者が話し合って解決する家事調停手続きとがある。
かじょう‐ひなん【過剰避難】
緊急避難としてなされる行為で、生じた害が、その避けようとした害の程度を越えていると判断されるもの。違法行為ではあるが、情状によって刑が軽減・免除されることがある。→緊急避難
かじょう‐ぼうえい【過剰防衛】
正当防衛としてなされる行為が、防衛の程度を越えていると判断されるもの。違法行為ではあるが、情状によって刑が軽減・免除されることがある。→正当防衛
かせつ‐けんてい【仮説検定】
統計学で、母集団から抽出した標本が、母集団全体を説明する統計的仮説を支持するかを判定すること。実際に観測された標本が、ある仮説に従う母数または確率分布をもつ母集団から抽出される確率を求め、有意水...
か‐そう【家相】
家の位置・方角・構造などから、その家に住む人の吉凶を判断する方法。中国伝来の陰陽五行(おんようごぎょう)説に基づく俗信。