ばん【伴/判/板/絆/蕃】
〈伴〉⇒はん 〈判〉⇒はん 〈板〉⇒はん 〈絆〉⇒はん 〈蕃〉⇒はん
ばん‐きん【判金/版金】
《「はんきん」とも》近世の貨幣で、大判金と小判金。特に大判金。
ほう‐がん【判官】
《「はんがん」の音変化》 四等官の第三等官。特に、衛府の尉(じょう)であって検非違使(けびいし)を兼ねる者。→判官(じょう) 《検非違使の尉であったところから》源義経の通称。
ほうがん‐だい【判官代】
1 院の庁に仕えた事務官。五位・六位の者を任じた。 2 平安時代以降、国衙(こくが)領・荘園の現地にあって、土地の管理や年貢の徴収などをつかさどった職。
ほうがん‐もの【判官物】
謡曲・幸若舞曲・浄瑠璃・歌舞伎などで、義経伝説に取材した作品。謡曲「船弁慶」「安宅」、浄瑠璃「鬼一法眼三略巻」「義経千本桜」、歌舞伎「勧進帳」など。
まつりごと‐びと【政人/判官】
《「まつりごとひと」とも》「ほうがん(判官)」に同じ。「紀伊の—、神南備(かんなび)の種松」〈宇津保・吹上上〉
わかり【分(か)り/解り/判り】
わかること。理解すること。のみこみ。会得(えとく)。「—が早い」
わか・る【分(か)る/解る/判る】
[動ラ五(四)] 1 意味や区別などがはっきりする。理解する。了解する。「物のよしあしが—・る」「言わんとすることはよく—・る」「訳が—・らない」 2 事実などがはっきりする。判明する。「身元...