生(しょう)を隔(へだ)・つ
あの世とこの世とに別れる。死別する。「只—・てたるが如くにぞ思召(おぼしめ)されける」〈保元・下〉
しょく‐るい【燭涙】
蝋燭(ろうそく)から溶けてしたたる蝋を、流れる涙にたとえていう語。「いとど心細く—ながるる表二階」〈一葉・別れ霜〉
しょせっ‐ぽ【書生っぽ】
「しょせいっぽ」の音変化。「ホンの世間知らずの—だ」〈近松秋江・別れた妻に送る手紙〉
しら‐まゆみ【白真弓/白檀弓】
[名] 1 マユミで作った白木の丸木弓。 2 「白巻弓(しらまきゆみ)」に同じ。
[枕]弓を張る・射る・引くなどの意から、「はる」「い」「いる」「ひ」「ひく」「かへる」などにかかる。「—いま...
しんみり
[副](スル) 1 心静かに落ち着いているさま。しみじみ。「親子水入らずで—(と)語り合う」 2 もの寂しく、湿っぽい気分になるさま。「別れのあいさつに—(と)する」
じ【辞〔辭〕】
[音]ジ(呉) [訓]やめる ことば [学習漢字]4年 1 ことば。文章。「辞書・辞令/訓辞・言辞・謝辞・修辞・助辞・措辞・題辞・遁辞・美辞・名辞」 2 やめる。ことわる。「辞職・辞退・辞任・辞...
じ‐きょ【辞去】
[名](スル)別れのあいさつをして立ち去ること。「友人宅を—する」
じごくのきせつ【地獄の季節】
《原題、(フランス)Une saison en enfer》ランボーによる散文詩集。1873年完成の、生前に出版された唯一の詩集。自費出版作品として印刷されたが、費用未払いのため大半は著者に引き...
じ‐せい【辞世】
1 この世に別れを告げること。死ぬこと。 2 死に臨んで残す言葉・詩歌。「—の句」
じ‐べつ【辞別】
別れの言葉を述べて去ること。いとまごい。