あい‐さつ【挨拶】
[名](スル)《「挨」は押す、「拶」は迫る意で、本来、禅家で門下の僧に押し問答して、その悟りの深浅を試すこと》 1 人に会ったときや別れるときなどに取り交わす礼にかなった動作や言葉。「—を交わす...
あい‐べつ【哀別】
[名](スル)別れを悲しむこと。また、悲しい別れ。「—の情」
あいべつり‐く【愛別離苦】
仏語。八苦の一。愛する者と別れる苦しみ。
逢(あ)うは別(わか)れの始(はじ)め
《白居易「和夢遊春詩一百韻」の「合うは離るるの始め」から》会った人とはいつか必ず別れなければならない。無常のたとえ。
あかつき‐の‐わかれ【暁の別れ】
女の家に泊まった男が、暁に別れて帰ること。「あな、苦しや。—や」〈源・総角〉
会う
1〔面談する〕see;〔約束の場所で会う,社交的に知り合う〕meet昔の友達に会いに行ったI went to see an old friend.駅で会うことになっているI am to meet...
当たって
辞任に当たって別れの演説をしたUpon [On] resigning, he made a farewell speech.当たって砕けろNothing ventured, nothing ga...
哀れ
1〔かわいそうに思う気持ち〕pity哀れな pitiful;〔みじめな〕miserable;〔感動的な〕touching哀れを催す光景a pitiful sight哀れを感じるbe moved ...
生き別れ
二人は生き別れになったThey never saw each other again.妹とはここ何年も生き別れたままですMy younger sister and I have been sep...
一期
⇒いっしょう(一生),しょうがい(生涯)一期の別れa final farewell彼女は30歳を一期として世を去ったShe died at the age of thirty.あれは一期の不覚だ...
わかれ【別れ】
[共通する意味] ★一緒にいた者が、何かの事情で離れ離れになること。[英] separation[使い方]〔別れ〕▽夫婦別れをする▽会うは別れの始め▽喧嘩(けんか)別れ〔別離〕▽親子別離の悲哀を...
りべつ【離別】
[共通する意味] ★一緒にいた者が、何かの事情で離れ離れになること。[英] separation[使い方]〔別れ〕▽夫婦別れをする▽会うは別れの始め▽喧嘩(けんか)別れ〔別離〕▽親子別離の悲哀を...
けつべつ【決別】
[共通する意味] ★一緒にいた者が、何かの事情で離れ離れになること。[英] separation[使い方]〔別れ〕▽夫婦別れをする▽会うは別れの始め▽喧嘩(けんか)別れ〔別離〕▽親子別離の悲哀を...
べつり【別離】
[共通する意味] ★一緒にいた者が、何かの事情で離れ離れになること。[英] separation[使い方]〔別れ〕▽夫婦別れをする▽会うは別れの始め▽喧嘩(けんか)別れ〔別離〕▽親子別離の悲哀を...
しにわかれる【死に別れる】
[共通する意味] ★身近な人が死んで、会うことができなくなること。[英] bereavement[使い方]〔死別〕スル▽幼いころ、父親と死別した▽死別の悲しみ〔死に別れる〕(ラ下一)▽夫に死に別...
あいべつりく【愛別離苦】
親愛な者と別れるつらさ。親子・夫婦など、愛する人と生別または死別する苦痛や悲しみ。仏教でいう、八苦()の一つ。
えしゃじょうり【会者定離】
この世で出会った者には、必ず別れる時がくる運命にあること。この世や人生は無常であることのたとえ。▽仏教語。「定」は必ずの意。
かりょうのわかれ【河梁之別】
送別のこと。親しい人を送るときの別れがたい気持ちのこと。もとは人を見送って橋の上で別れる意。
けんいとんそく【牽衣頓足】
非常につらい別れを惜しむことの形容。もと出征する兵士の家族が、兵士の服にすがり引き留め、足をばたばたさせて別れを悲しむ意から。▽「牽衣」は服にすがり引っぱること。「頓足」は足をばたばたさせる。地団駄をふむ。「衣いを牽ひき足あしを頓とんす」と訓読する。
しくはっく【四苦八苦】
非常に苦労すること。たいへんな苦しみ。もと仏教の語で、あらゆる苦しみの意。▽「四苦」は生しょう老・病・死の四つの苦しみ。「八苦」は「四苦」に愛別離苦あいべつりく(親愛な者との別れの苦しみ)、怨憎会苦おんぞうえく(恨み憎む者に会う苦しみ)、求不得苦ぐふとくく(求めているものが得られない苦しみ)、五蘊盛苦ごうんじょうく(心身を形成する五つの要素から生じる苦しみ)を加えたもの。
オーデン【Wystan Hugh Auden】
[1907〜1973]米国の詩人。英国生まれ。スペイン内乱に参加後に米国へ移住し、帰化。スペンダー・ルイスらと1930年代の新詩運動に活躍。作「演説家」「別れの時」など。
くろかわ‐ひろゆき【黒川博行】
[1949〜 ]小説家。愛媛の生まれ。高校美術教師などを経て「二度のお別れ」でデビュー。綿密な取材にもとづくリアルな描写の推理小説を多く書き、「破門」で直木賞受賞。他に「疫病神」「悪果」など。
けい‐か【荊軻】
[?〜前227]中国、戦国時代の刺客。衛の人。燕(えん)の太子丹の依頼で、秦王政(始皇帝)を刺そうとして失敗、殺された。太子との別れに、易水(えきすい)のほとりで作った易水送別の歌「風蕭々として...
こじま‐のぶお【小島信夫】
[1915〜2006]小説家。岐阜の生まれ。「第三の新人」の一人。「アメリカン・スクール」で芥川賞受賞。他に「抱擁家族」「別れる理由」「うるわしき日々」など。芸術院会員。平成6年(1994)文化...
しおばら‐たすけ【塩原多助】
[1743〜1816]江戸後期の商人。上野(こうずけ)の人。江戸に出て本所相生町に炭屋を営み、刻苦して富豪となった。三遊亭円朝作の人情噺(にんじょうばなし)や歌舞伎などに脚色され、特に愛馬の青(...