あか‐ふじ【赤富士】
雲・霧と朝日との関係で、晩夏から初秋にかけての早朝に、富士山が赤く見える現象。北斎の「富嶽三十六景」の一つとしても知られる。《季 夏》「—に露滂沱(ばうだ)たる四辺かな/風生」 [補説]作品名別...
あき‐や【空き家/空き屋/明き家】
1 人の住んでいない家。あきいえ。 2 俗に、女性が恋人や夫と別れて独り身であることをいう。 [補説]書名別項。→空屋
あきらめ【諦め】
あきらめること。断念すること。「—がつく」「—の悪い人」 [補説]書名別項。→あきらめ
アクセル
《acceleratorの略》自動車などの加速装置。このペダルを踏むと、キャブレター(気化器)の絞り弁が開き、エンジンの回転数が増す。アクセルペダル。加速ペダル。 [補説]作品名別項。→アクセル
あく‐たろう【悪太郎】
1 いたずらな子供をののしっていう語。悪たれ小僧。「八字髯(ひげ)の主人すら七八歳の—同様にしかり飛ばすくらいで」〈蘆花・思出の記〉 2 荒々しい男、乱暴者を人名めかしていう語。「私は—と申して...
あく‐みょう【悪名】
1 「あくめい(悪名)」に同じ。 2 悪事を働いた者。また、その悪事。「是も新九郎—にまぎれなく」〈浮・武家義理・六〉 [補説]書名別項。→悪名
あく‐りょう【悪霊】
人にたたりをする霊魂。物の怪(け)。怨霊(おんりょう)。あくれい。 [補説]書名別項。→悪霊
あげ‐ひばり【揚げ雲雀】
空高く舞い上がって鳴いているヒバリ。《季 春》「朝凪やただ一すぢに—/蓼太」 [補説]作品名別項。→揚げひばり
あこがれ【憧れ/憬れ】
あこがれること。理想とする物事に強く心が引かれること。憧憬(どうけい・しょうけい)。「—をいだく」「未知への—」「—のまと」 [補説]書名別項。→あこがれ
あこぎ【阿漕】
[名・形動]《禁漁地である阿漕ヶ浦で、ある漁師がたびたび密漁をして捕らえられたという伝説から》 1 しつこく、ずうずうしいこと。義理人情に欠けあくどいこと。特に、無慈悲に金品をむさぼること。また...