じか‐そうがく【時価総額】
上場企業の価値を表す指標の一。発行済み株式数に、その時点の株価(時価)をかけて算出する。株価に連動することから、市場の評価による企業の価値と考えられ、企業が持つ資産や、利益を生み出す力、成長力な...
時機(じき)に投(とう)・ずる
機会をうまく利用する。また、時勢にかなう。「—・じて利益を得る」
じぎょうさいせい‐ファンド【事業再生ファンド】
再建可能な事業を持つ企業に投資し、企業を再建させた後に株式公開や事業の売却によって利益を得ることを目的とするファンド。
じぎょうぶ‐せい【事業部制】
経営組織において、製品別・地域別、または市場別に事業という組織単位を設け、本部による企業全般にわたる管理のもとで利益目標を達成するため、生産から販売に至る広範な権限の委譲が行われ、独立計算が確立...
じぎょう‐ほうしゅう【事業報酬】
電力会社が電気料金を決定する際に、電気事業に係る総費用に上乗せする一定の利潤。電気事業に必要な資産の価値に事業報酬率を乗じて算出する。 [補説]事業報酬率は、電力会社全体の他人資本利益率や電力会...
じこ‐しほん【自己資本】
1 企業の総資本のうち、株主などから調達した資本金と、経営活動の結果得られた剰余金とを合計したもの。株主資本。⇔他人資本。 2 平成18年(2006)施行の会社法では、「株主資本」(資本金・資本...
じこ‐とりひき【自己取引】
利益相反取引のこと。また、そのうち、直接取引を指す場合と、直接取引のうち、取締役が、第三者ではなく自己の利益のために行う取引を指す場合がある。
じさく‐じえん【自作自演】
[名](スル) 1 自分が作った台本や楽曲を、自分自身で演じたり演奏したりすること。 2 計画から実行までをすべて自分だけで行うこと。特に、自分の利益のために作り事を仕組むこと。「—の誘拐劇」
じしゃかぶ‐がい【自社株買(い)】
株式会社が、過去に発行した自社の株式を市場から買い戻すこと。自社株購入。 [補説]自社株を購入することでEPS(企業の1株あたり純利益)が増加するため、配当と同様、株主還元の一方策として利用され...
じじょう‐はんけつ【事情判決】
行政事件訴訟で、処分または裁決が違法ではあるが、これを取り消すことによって公の利益に著しい障害が生じると認められる場合に、裁判所が取り消し請求を棄却する判決。