みかく‐きかん【味覚器官】
水に溶けた化学物質の刺激を感知する器官。脊椎動物では口の中、特に舌に分布する味蕾(みらい)で、魚では体表などにもある。昆虫では口器のほか触角・肢端などにある。味覚器。味官。
み‐らい【味蕾】
脊椎動物の味覚器。主に舌の粘膜の乳頭に分布する、花の蕾(つぼみ)状の器官。頂部の小孔から味の刺激を受け、味覚神経に伝える。味覚芽。
むじゅん‐れいかく【矛盾冷覚】
熱い湯の中に手を入れたときなどに、冷たいと感じること。皮膚にある温点と同時に冷点も刺激されたために起こると考えられている。
むじょうけん‐しげき【無条件刺激】
唾液(だえき)の分泌反射をもたらす食物のように、本来、特定の反射を引き起こす力をもった刺激のこと。
むすい‐さくさん【無水酢酸】
酢酸2分子から水1分子が取れて縮合した形の化合物。刺激臭のある無色の液体。アセチルセルロースの製造のほか、アスピリンなどの合成原料として使用。化学式(CH3CO)2O [補説]平成13年(200...
むせっ‐ぽ・い【噎せっぽい/咽せっぽい】
[形]異物がのどを刺激してむせやすい感じである。「ほこりが立って—・い」
メイズ‐しゅじゅつ【メイズ手術】
《メイズ(maze)は、迷路の意》心房細動・心房粗動などの不整脈を根治する手術。心房の壁を迷路状に切開し、縫合することで、不整脈の原因となる不規則な電気刺激の流れを遮断する。
めいそうしんけい‐はんしゃ【迷走神経反射】
外界からの刺激が、迷走神経の求心性線維を介して脳の中枢に伝わり、遠心性線維によって末梢の臓器や効果器に防衛反応が生じること。 [補説]気管に刺激を受けたとき、声帯の閉鎖に続いて急激な呼吸運動が起...
メタクリル‐さん【メタクリル酸】
《methacrylic acid》不飽和脂肪酸の一。無色の柱状結晶で、刺激臭がある。メタクリル樹脂の原料。化学式CH2C(CH3)COOH
メチルアミン【methylamine】
アミンの一種。刺激臭をもつ無色の気体。動植物質が腐敗分解するときに生じる。