ラオコーン
《Laokoōn》ギリシャ神話で、トロイアのアポロン神殿の祭司。トロイア戦争の末期に、ギリシャの兵士が体内に潜む巨大な木馬を怪しみ、これを城内に引き入れることに反対した。このため女神アテナの怒...
らっかはえだにかえらずとも【落花は枝に還らずとも】
中村彰彦の長編歴史小説。副題「会津藩士・秋月悌次郎」。平成16年(2004)、上下2巻で刊行。
ララ‐ルーク
《原題Lalla Rookh: an Oriental Romance》ムーアによる長詩。副題「東洋のロマンス」。1817年刊。
ラ‐ロクスラーヌ【(フランス)La Roxelane】
ハイドンの交響曲第63番ハ長調の通称。1779年頃の作曲。全4楽章。通称は第2楽章の副題「ラ‐ロクスラーヌ」に由来する。
ルーゴンマッカールそうしょ【ルーゴンマッカール叢書】
《原題、(フランス)Les Rougon-Macquart》ゾラの連作小説群。副題は「第二帝政期におけるある一族の自然的・社会的歴史」。バルザックの「人間喜劇」に着想を得て企図された作品群で、フ...
ろくめいかんのけいふ【鹿鳴館の系譜】
磯田光一の評論。昭和58年(1983)刊行。副題「近代日本文芸史誌」。日本の欧化の象徴としての鹿鳴館に着目しつつ、日本文化の近代化・欧化の歩みを論じる。第35回読売文学賞評論・伝記賞受賞。
ロマンティック
《原題、(ドイツ)Die Romantische》ブルックナーの交響曲第4番変ホ長調の副題。第1稿は1874年に完成。副題は作曲者自身または弟子が名付けたという説がある。
わかきじつりょくしゃたち【若き実力者たち】
沢木耕太郎によるルポルタージュ。昭和48年(1973)刊。副題「現代を疾走する12人」。政治家の河野洋平、指揮者の小沢征爾など、当時の各界の若手実力者に取材。
わがしょうがいより【わが生涯より】
《原題、(チェコ)Z mého života》スメタナの弦楽四重奏曲第1番の副題。ホ短調。1876年作曲。自らの半生を四つの楽章で描いた自伝的な作品として知られる。
わすれられたにほん【忘れられた日本】
洋画家・彫刻家の岡本太郎の著作。副題「沖縄文化論」。昭和36年(1961)刊行。第15回毎日出版文化賞受賞。