ない‐らん【内乱】
1 国内の騒乱。 2 一国内において、政府の転覆を目的とする反政府勢力と政府側とによって行われる武力闘争。 [補説]作品名別項。→内乱
長(なが)い物(もの)には巻(ま)かれよ
勢力・権力のある者には、逆らわないほうが得である。長い物には巻かれろ。
泣(な)く子(こ)も黙(だま)る
聞き分けなく泣いている子供も急に黙ってしまうほど、威力や勢力のあることのたとえ。
ならび‐た・つ【並び立つ】
[動タ五(四)] 1 並んで立つ。「街道に—・つ松」 2 対等の位置に並ぶ。同等の勢力をもつ。「諸大国と—・つ」「両雄—・たず」
なわ‐ばり【縄張(り)】
1 縄を張って境界を決めること。 2 建築予定の敷地に縄を張って、建物の位置を定めること。縄打ち。 3 博徒や暴力団などの勢力範囲。「—争い」 4 ある人の勢力範囲や専門とする領域。「営業部の—...
なん‐かん【南漢】
中国の国名。五代十国の一。917年、劉龑(りゅうげん)が建国。広東・広西に勢力を張り、南海貿易で栄えたが、971年、宋に併合された。
ナンキン‐こくみんせいふ【南京国民政府】
1927年4月、国民党右派の蒋介石が反共クーデターによって南京に樹立した政府。広東を拠点とする国民革命政府が、北伐を通して勢力を拡大したもので、同年8月、国民党左派の武漢政府を吸収して、列国の承...
なん‐ぐん【南軍】
(内戦で)国土を南北に二分して争う勢力のうち、南方の軍。特に、アメリカ南北戦争で、アメリカ連合国の軍勢のこと。
南風(なんぷう)競(きそ)わず
《「春秋左伝」襄公一八年の、南方の歌謡の声調が北方の歌謡に負けている意から》南方の国の勢いが振るわないこと。日本では吉野朝(南朝)の勢力が北朝に押されて振るわないことをいった。
に‐きょく【二極】
1 陰極と陽極。 2 二つの中心勢力があること。「—分化」