じゅ‐せい【樹勢】
樹木の生長する勢い。
常山(じょうざん)の蛇勢(だせい)
《常山にすむ蛇は、首を打たれれば尾が助け、尾を打たれれば首が、胴を打たれれば首と尾とが一致して助けたという、「孫子」九地の故事から》 1 先陣・後陣、左翼・右翼が相応じて攻撃・防御に協力し、敵に...
じょう‐せい【情勢/状勢】
変化していく物事の、その時々のようす。今、物事がどのように動いていて、今後どうなっていきそうかという、状況の流れや方向。「緊迫した—にある」「国際—」「—判断」
じょ‐せい【助勢】
[名](スル)力を添えて援助すること。また、その人。加勢。「弱いほうに—する」
すい‐せい【水勢】
水が流れたり、噴き出したりする勢い。
すい‐せい【衰勢】
衰えた勢い。勢いの衰えたようす。「家運が—に向かう」「—を立てなおす」
すう‐せい【趨勢】
ある方向へと動く勢い。社会などの、全体の流れ。「時代の—」「世の—を見極める」
せい【勢】
1 いきおい。力。「此頃じゃ落胆(がっかり)して、—も張合も無いんですけれども」〈鏡花・婦系図〉 2 軍勢。兵力。「敵の—一万騎に及ぶ」 3 (「ぜい」の形で接尾語的に用いて)人名や地名を表す語...
せい【勢】
[音]セイ(漢) ゼイ(慣) セ(呉) [訓]いきおい [学習漢字]5年 〈セイ〉 1 他を押さえ取り仕切る力。いきおい。「勢力/威勢・気勢・虚勢・権勢・語勢・豪勢・筆勢・余勢」 2 その物の...
せん‐せい【潜勢】
内にあって外に現れない勢力。