とり‐よみ【取(り)読み】
先に読んだ者が読みちがえた場合、他の者がすぐにその続きを引き取って読み、次から次へと読み継いでいく方法。「先生は復習のためだといって—をさせた」〈中勘助・銀の匙〉
なんと
[副助]《副助詞「など」に格助詞「と」が付いた「などと」の音変化》引用文を受けて、おおよそのところを示す。「『あたいが馬になってやろう』—いうこともあったが」〈中勘助・銀の匙〉
にぎ‐にぎ【握握】
1 赤ん坊がその手を握ったり広げたりすること。 2 賄賂(わいろ)などを受領すること。「役人の子は—を能(よ)く覚え」〈柳多留・初〉 3 握り飯をいう幼児語。「—して上げましょと飯匙(いひがひ)...
ねじ‐はちまき【捩じ鉢巻(き)】
「捩り鉢巻き」に同じ。「—の男」〈中勘助・銀の匙〉
ねんしょう‐さじ【燃焼匙】
試料を載せて燃焼させるための匙。柄が長く、ステンレスや真鍮(しんちゅう)などの金属製で、アルコールランプやガスバーナーなどの炎の上に直接かざして使用する。
のし‐あ・げる【伸し上げる】
[動ガ下一][文]のしあ・ぐ[ガ下二] 1 高い地位などにのぼらせる。「身代を—・げる」 2 のびあがらせる。「恵比寿様の冠みたいな頭を—・げて」〈中勘助・銀の匙〉
はい‐さじ【灰匙】
茶の湯の炭手前で、灰をすくって炉の中にまいたり、風炉(ふろ)の灰をならしたりするのに用いる匙。多く金属製。灰杓子(はいじゃくし)。
はい‐じゃくし【灰杓子】
⇒灰匙(はいさじ)
はん【飯】
[音]ハン(漢) ボン(呉) [訓]めし いい [学習漢字]4年 〈ハン〉 1 米など穀物を炊いた食べ物。めし。「残飯・炊飯・赤飯・麦飯・噴飯・米飯」 2 食事。「飯台・飯店・飯場(はんば)/...
ひ‐どうぐ【火道具】
1 鉄砲など、火を発する道具。火器。 2 香道の七つ道具で、火箸(ひばし)・鋏(はさみ)・香箸(こうばし)・灰押さえ・香匙(こうすくい)・鶯(うぐいす)・羽箒(はぼうき)の総称。