かん‐じゅく【完熟】
[名](スル)果実や種子が十分にうれて、食用に適した状態になること。「—したトマト」
かん‐すい【酣酔】
[名](スル)十分に酒に酔うこと。「彼はあたかも—した人のようであった」〈藤村・春〉
かんぜん‐ねんしょう【完全燃焼】
[名](スル) 1 可燃物が、十分な酸素の供給のもとで燃え尽きること。二酸化炭素や水蒸気などを生じる。 2 (比喩的に)力を完全に出しきること。望みどおりの成果を得ること。「高校生活最後の大会で...
かん‐ちょう【完調】
身体などの調子が完全で、持っている力を十分に発揮できる状態にあること。
かん‐ふぜん【冠不全】
心臓の冠状動脈が心筋の活動に必要な酸素量を十分に供給できない状態。冠状動脈の硬化症・血栓症などでみられる。
かん‐ろく【貫禄】
からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。時に、「見かけは貫禄たっぷりだけどね」のように肥っていることをからかって、また、ばかにして使うことがある。「—がつく」「—がある...
歓(かん)を尽(つ)く・す
十分に楽しむ。「同窓の友と一夕(いっせき)の—・す」
がっつり
[副]十分であるさま。たくさん。たっぷり。「—食べる」「—働いた」 [補説]北海道の方言が広まったものとも言われる。
ガラス‐てんい【ガラス転移】
溶融状態にある物質を急激に冷却したとき、流動性のないガラス状の固体になること。結晶化する十分な時間がないため、非晶質のまま固化する。
きおい‐ぐち【競ひ口】
勢いののったとき。調子づいたはずみ。「敵は十分勝ち誇ったる—」〈浄・島原蛙合戦〉