じゅうにん‐なみ【十人並(み)】
[名・形動]顔だち・能力などが、人よりすぐれてもいないが、劣ってもいないこと。また、そのさま。人並み。
十人(じゅうにん)寄(よ)れば十国(とくに)の者(もの)
大勢の人が集まれば、それぞれが違った国の出身で、風俗・習慣・話題などが別々であるということ。
じゅうにん‐りょうがえ【十人両替】
江戸時代、大坂で、両替屋仲間の統制や、幕府公金の出納、金銀相場の支配などにあたった10人の大両替屋。十人組。
じゅう‐ねん【十年】
1年の10倍。また、長い年月。
じゅう‐ねん【十念】
仏語。 1 仏・法・僧・戒・施・天・休息(ぐそく)・安般(あんぱん)・身非常・死の十について念ずること。十随念。 2 阿弥陀仏の相好を10度観想すること。また、「南無阿弥陀仏」の名号を10度唱え...
十年(じゅうねん)一日(いちじつ・いちにち)
長い年月の間、何の変化もなく同じ状態であること。「—のごとく平凡な生活が続く」
じゅうねん‐しょうみょう【十念称名】
「南無阿弥陀仏」の名号を10度唱えること。
十年(じゅうねん)一昔(ひとむかし)
世の中は移り変わりが激しく、10年もたつともう昔のこととなってしまう。また、歳月の流れを、10年をひと区切りとして考えること。
十(じゅう)の一二(いちに)
ほんのわずか。十に一二。
じゅう‐のう【十能】
炭火を入れて持ち運ぶ道具。金属製の容器に木の柄をつけたもの。じゅうの。《季 冬》