とや‐こう
[副]「とやかく」の音変化。「千鶴子の—と気遣う気持ちも」〈横光・旅愁〉
とよなか【豊中】
大阪府北西部の市。大阪市の北に接する住宅衛星都市。北部・東部は千里丘陵。大阪大学がある。人口38.9万(2010)。
虎(とら)は千里(せんり)往(い)って千里(せんり)還(かえ)る
虎は一日に千里の遠くへ行ってまた戻ってくる。勢いの盛んなことのたとえ。虎は一日千里行く。
とり【取(り)】
[名] 1 取ること。また、その人。多く他の語と複合して用いる。「音頭—」「かじ—」「月給—」 2 《多く「トリ」と書く》寄席で、最後に出演する人。「—をつとめる」 3 最後に上演・上映する呼...
とり‐の‐いち【酉の市】
11月の酉の日に行われる鷲(おおとり)神社(大鳥神社)の祭り。年により2回または3回あり、順に一の酉・二の酉・三の酉とよぶ。東京都台東区千束の鷲神社の祭りが有名で、縁起物の熊手などを売る露店が立...
トリフルオロメタン【trifluoromethane】
フロンの一。メタンを構成する水素原子3個を弗素原子3個と置換した化合物。エアコンや冷蔵庫の冷媒のほか、半導体集積回路の製造工程において、ドライエッチングの洗浄剤として用いられる。温室効果ガスの一...
とろく【土呂久】
宮崎県北部、高千穂町の鉱山。昭和37年(1962)休山。大正時代から亜砒酸を製造。砒素中毒が広がり、公害病に指定された。
とろとろ‐び【とろとろ火】
「とろ火」に同じ。「風呂は—ながら、ちいちいと音がしてる」〈左千夫・隣の嫁〉
トロ‐ムエルト【Toro Muerto】
ペルー南部の都市アレキパの西約100キロメートル、マヘス川沿いの平原にある岩絵。先インカ期のワリ文化のものとされ、約5千もの岩石片に、ヘビ・コンドル・アルパカなどの動物や、踊る人物像、幾何学図形...
と‐わた・る【門渡る】
[動ラ四]川・海峡・海などを渡る。「夕なぎに—・る千鳥波間より見ゆる小島の雲に消えぬる」〈新古今・冬〉