のべ【延べ】
1 ひらたく延ばされたもの。特に、延べ金・延べ銀をいう。「—の指環」 2 同一のものがいくつ重複しても、それぞれ一つとして数え合計すること。「—にすると週に一〇〇人の動員になる」「—二〇〇平方メ...
のぼとうら【登戸浦】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の千葉県千葉市付近にあった登戸浦の浅瀬に立つ登戸神社の鳥居と、付近で潮干狩りをする人々の姿を描く。鳥居越しに小さく富士山が見える。...
のま・す【飲ます】
[動サ五(四)] 1 飲むようにさせる。飲ませる。「病人に薬を—・す」「嘘ついたら針千本—・す」 2 酒肴(しゅこう)を供する。「一杯—・して慰労する」
[動サ下二]「のませる」の文語形。
ノマドロジー【(フランス)nomadologie】
遊牧民的生活の復権を目指す思想。権力を嫌い、境界を越えて流動し、多様な生活を同時に生きることなどを唱える。フランスの思想家ジル=ドゥルーズとフェリックス=ガタリが共著「千のプラトー」の中で提唱した。
のめずり‐こ・む【のめずり込む】
[動マ五(四)] 1 のめってすべり入る。「足を辷らしゃあがって湯の中へ—・み」〈滑・七偏人・初〉 2 ふらふらと入り込む。「うぬが今—・んだ所はお戸前口牢屋門といふ所だ」〈伎・四千両〉
のも‐ざき【野母崎】
長崎県南部、長崎半島南端にある岬。閃緑岩からなる50〜80メートルの海食崖(がい)でできている。近くに標高198メートルの権現(ごんげん)山展望公園があり、展望台からは東シナ海を一望できる。 ...
のり‐の‐ころも【法の衣】
出家した人の着る衣服。法衣(ほうえ)。「同じ年契りしあれば君が着る—をたちおくれめや」〈千載・雑中〉
のり‐の‐すべらぎ【法の皇】
仏門に入った上皇。法皇(ほうおう)。「わが—に仕へ奉りては」〈千載・序〉
のり‐の‐にわ【法の場】
法会(ほうえ)や説教など、仏事を行う場所。法場(ほうじょう)。「春ごとに嘆きしものを—散るがうれしき花もありけり」〈千載・釈教〉
のり‐の‐みち【法の道】
仏の説いた道。仏道。「思はずよかしこき代々の—おろかなる身に伝ふべしとは」〈続千載・釈教〉