ほうがん‐もの【判官物】
謡曲・幸若舞曲・浄瑠璃・歌舞伎などで、義経伝説に取材した作品。謡曲「船弁慶」「安宅」、浄瑠璃「鬼一法眼三略巻」「義経千本桜」、歌舞伎「勧進帳」など。
ほうせい‐だいがく【法政大学】
東京都千代田区に本部がある私立大学。東京法学社、東京法学校、和仏法律学校を経て、大正9年(1920)旧制大学となり、昭和24年(1949)新制大学に移行。
ほうぜん‐じ【法善寺】
大阪市中央区にある浄土宗の寺。通称は千日寺。その北側露地を法善寺横丁といい、歓楽街。
ほうそう‐だいがく【放送大学】
ラジオ・テレビの視聴や通信教材・スクーリングによって高等教育を行う大学。英国で1971年に開校されたオープンユニバーシティー(公開大学)が始まり。日本には昭和56年(1981)に設立された放送大...
ほうむり【葬り】
葬ること。埋葬。葬送。「—をしてから雨にも逢わないので」〈左千夫・野菊の墓〉
ほう‐ゆう【包有】
[名](スル)包みもつこと。内にもつこと。「ただ恋しいのは、万千子と共に—した、あの自然の理解の時代である」〈三重吉・小鳥の巣〉
ほうらく‐れんが【法楽連歌】
神仏に奉納する連歌。救済(ぐさい)が北野神社の社頭で行った法楽千句など。
ほおずき‐いち【酸漿市】
四万六千日の縁日にあたる7月10日とその前日に東京の浅草寺(せんそうじ)境内に立つ、ほおずきを売る市。《季 夏》
ほ・く【祝く/寿く】
[動カ四]《後世は「ほぐ」》 1 よい結果が得られるよう祝いの言葉を唱えて神に祈る。ことほぐ。「あしひきの山の木末(こぬれ)の寄生(ほよ)取りて挿頭(かざ)しつらくは千年—・くとぞ」〈万・四一三...
ほくしゅう【北州】
清元。本名題「北州千歳寿(ほくしゅうせんねんのことぶき)」。大田蜀山人(おおたしょくさんじん)作詞、川口お直作曲。文政元年(1818)発表。江戸新吉原の四季の風物を歌ったもので、「梅の春」ととも...