は・れる【晴れる/霽れる】
[動ラ下一][文]は・る[ラ下二] 1 ㋐雲や霧などが消えてなくなる。「青く—・れた秋空」「靄(もや)が—・れる」 ㋑雨や雪が降りやむ。「午後には雨が—・れる」 2 心のわだかまり・悩みなどがな...
はんじゅうしんのごご【半獣神の午後】
《原題、(フランス)L'Après-midi d'un faune》マラルメの詩作品。1866年頃に書かれた作品で、1876年にマネの挿絵をつけて出版された。牧神の午後。
ばっく・れる
[動ラ下一]《「しらばくれる」の変化》 1 素知らぬ顔をする。とぼける。 2 俗に、逃げる。さぼる。「午後の授業、—・れるか」
ひけ‐すぎ【引け過ぎ】
江戸新吉原の遊郭で引け四つの拍子木を打ったあとの時刻。午後12時すぎ。
ひけ‐よつ【引け四つ】
江戸新吉原の遊里で、遊女が張り見世から引き揚げる時刻。実際には九つ(午後12時)であるが、四つ(午後10時)とみなして拍子木を四つ打った。「木の四つ」と称して、「鐘四つ」と区別した。引け。
ひ‐ざかり【日盛り】
太陽が盛んに照りつける時。特に、夏の午後の暑い盛り。《季 夏》「—に蝶のふれ合ふ音すなり/青々」
ひ‐じ【非時】
仏語。 1 僧が食事をしてはならないと定められた時。正午から翌朝の日の出前までの間。僧侶は正式には1日1食で、午後の食事は禁止されていた。 2 僧の午後の食事。規定にかなう正午以前にとる食事の斎...
ひつじ【未】
1 十二支の8番目。 2 方角の名。南から西へ30度の方角。南南西。 3 時刻の名。今の午後2時ごろ、およびその後の2時間。または午後2時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦6月の異称。
ひつじ‐ぐさ【未草】
スイレン科の水生の多年草。池沼に生える。葉は楕円形で基部が深く切れ込み、水面に浮かぶ。夏、水上に白い花を開く。名は未の刻(午後2時)に咲くといわれたことによるが、普通は午前中に開花する。睡蓮(す...
ひる‐すぎ【昼過ぎ】
1 正午を過ぎた頃。また、午後になってから。「—から雨が降り出す」 2 色あせて古びていること。また、そのもの。「—の小袖をうちかけにし」〈洒・四十八手〉