なんとう‐ぼうえきふう【南東貿易風】
南半球で吹く貿易風。風向は南東。
なんぼく‐もんだい【南北問題】
《North-South problem》北半球に偏在する先進国と南半球に偏在する開発途上国との間の経済格差に基づく政治的・経済的諸問題。
ねったい‐しゅうそくたい【熱帯収束帯】
南北両半球の貿易風が合流する帯状の境界。一般に北半球の夏のときには北半球に、冬には南半球に移動する。上昇気流が生じて積乱雲が発達し、降水量が多い。赤道前線。熱帯前線。赤道収束帯。ITCZ(int...
はんたい‐ぼうえきふう【反対貿易風】
熱帯地方の上空で、貿易風と反対方向に吹く風。赤道付近で上昇した空気が南北両極に向かって流れ、地球の自転のために、北半球では南西風、南半球では北西風になる。
ふうせい‐じゅんかん【風成循環】
海上を吹く風の力によって生じる、大規模な海水の循環。海洋の表層(海面から深度数百メートルまで)で生じる海流の原因とされる。コリオリの力によって、北半球では風の向きに対して直角右、南半球では直角左...
フーコー‐ふりこ【フーコー振(り)子】
地球の自転の影響を調べる、非常に長い針金と重い金属球とからなる単振子(たんしんし)。振り子の振動面は一定であるが、地球が自転しているため、振動面が北半球では時計回りに、南半球では反時計回りに回転...
ペルム‐き【ペルム紀】
《Permian period》地質時代の区分の一。古生代最後の紀で、石炭紀のあとの時代。2億8900万年前から2億4700万年前まで。両生類・紡錘虫が繁栄し、裸子植物が発展しはじめた。南半球に...
ペンギン【penguin】
ペンギン目ペンギン科の鳥の総称。体色はふつう背面が黒、腹面が白で、脚が短く、直立して歩く。翼はひれ状で飛ぶことはできず、巧みに泳ぎ、魚や動物プランクトン、イカなどを捕食する。南半球に分布し、南極...
ボイスバロット‐の‐ほうそく【ボイスバロットの法則】
風を背にして立つとき、低気圧の中心が北半球では左手前方にあり、南半球では右手前方にあるという法則。1857年にオランダの物理学者・気象学者ボイス=バロット(C.H.D.Buys-Ballot)が提唱。
ぼうえき‐ふう【貿易風】
緯度30度付近にある亜熱帯高気圧帯から赤道に向かって吹く、ほぼ定常的な偏東風。北半球では北東の風、南半球では南東の風となり、海洋上で特に顕著。恒信風(こうしんふう)。 [補説]名称は英語trad...