南柯(なんか)の夢(ゆめ)
はかない夢。また、栄華のむなしいことのたとえ。槐夢(かいむ)。槐安の夢。 [補説]昔、中国で、淳于棼(じゅんうふん)という人が、酔って古い槐(えんじゅ)の木の下で眠り、夢で大槐安国に行き、王から...
なん‐かん【南漢】
中国の国名。五代十国の一。917年、劉龑(りゅうげん)が建国。広東・広西に勢力を張り、南海貿易で栄えたが、971年、宋に併合された。
なん‐が【南画】
1 南宗画(なんしゅうが)の略称。 2 江戸中期以降、南宗画の影響のもとに独自の様式を追求した新興の画派の作品。大成者は池大雅と与謝蕪村。
なん‐がく【南学】
土佐で興り発達した日本の朱子学の一派。室町末期の南村梅軒を祖とし、谷時中・小倉三省・野中兼山・山崎闇斎らが著名。現実社会における実践を重視した。海南学派。
なん‐がく【南岳】
中国の五岳の一、衡山(こうざん)の異称。
なん‐がん【南岸】
南側の岸。
なんがん‐ていきあつ【南岸低気圧】
日本の南海上を発達しながら東から北東の方向に進む低気圧。冬から春にかけて発生しやすく、太平洋側の地域に雪や雨を降らせる。
なん‐き【南紀】
《紀伊国南部の意》和歌山県南部から三重県南部にまたがる地域。紀南(きなん)。
なんきしらはま‐くうこう【南紀白浜空港】
和歌山県西牟婁(にしむろ)郡白浜町にある空港。地方管理空港の一。昭和43年(1968)開港。愛称、熊野白浜リゾート空港。
なんき‐ぶんこ【南葵文庫】
東京都港区にあった図書館。明治35年(1902)旧紀州藩主徳川頼倫(とくがわよりみち)が自邸に設立、明治41年(1908)一般に公開された。その蔵書は現在は東京大学図書館が所蔵。旧藩領地の南紀と...