たい‐らん‐しっ‐け【胎卵湿化】
仏語。四生(ししょう)のこと。胎生・卵生・湿生・化生の略。
たんこう‐るい【単孔類】
単孔目の原始的な哺乳類の総称。肛門・尿管・卵管が、鳥類や爬虫(はちゅう)類のように単一の排泄孔(はいせつこう)に開く。卵生で、卵からかえった子は母親の腹部の乳腺から乳を飲んで育つ。歯はなく、口は...
ちょう‐るい【鳥類】
鳥綱の脊椎動物の総称。体は羽毛で覆われ、前肢が翼となって飛翔(ひしょう)に適し、くちばしをもつ、卵生の恒温動物。世界中に約8600種が分布。とり。
ねこ‐ざめ【猫鮫】
ネコザメ目ネコザメ科の海水魚。全長約1メートル。頭部が丸みを帯び、猫の顔に似る。体色は褐色で7本の暗色横帯がある。歯は前部と後部とで形態が異なり、貝類をかみ割って肉を食べる。岩礁底にすみ、卵生。...
はちゅう‐るい【爬虫類】
爬虫綱に分類される脊椎動物の総称。カメ・トカゲ・ヘビ・ワニなど。変温動物で、体は表皮の角質化したうろこで覆われ、四肢は短小または退化して消失。大部分が陸生で、肺呼吸を行う。卵生、一部は卵胎生。古...
はり‐もぐら【針土竜】
単孔目ハリモグラ科の哺乳類。体長35〜50センチ、尾はごく短い。全身、特に頭から背中にかけて太い針状の毛で覆われる。長い吻(ふん)と舌をもち、シロアリ・アリを主食とする。卵生。オーストラリア・タ...
へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗(ゆうりん)目ヘビ亜目の爬虫(はちゅう)類の総称。体は円筒形で細長く、四肢を欠く。全身うろこにおおわれ、腹部のうろこを起伏させながら体をくねらせて進む。舌は先が二つに分か...
らん【卵】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]たまご [学習漢字]6年 〈ラン〉たまご。「卵黄・卵管・卵生・卵巣・卵白/鶏卵・産卵・排卵・孵卵(ふらん)・抱卵・累卵」
〈たまご〉「卵色/地卵(じたまご)・生...
らん‐し【卵歯】
卵生の動物が孵化するとき、卵殻を内側から割るときに使う硬い組織。口吻や嘴の上部にあり、孵化ののち消える。単孔類・鳥類・爬虫類・昆虫の一部に見られる。
らん‐たいせい【卵胎生】
受精卵が母体内にとどまって発育し、孵化(ふか)し幼体となってから母体外へ出ること。母体とはつながっておらず、養分を主に卵黄からとるものをいう。マムシ・タニシ・ウミタナゴ・サメ・エイ・グッピーなど...