う・む【生む/産む】
[動マ五(四)] 1 胎児や卵を母体から外に出す。出産する。分娩する。「卵を—・む」 2 物事を新たに生じる。新しく作り出す。「利が利を—・む」「名作を—・む」 3 ある事態・判断を生じさせる。...
うめ【梅】
《「梅」の字音「メ」から変化したものという。平安時代以降「むめ」と表記されることが多い》 1 バラ科の落葉高木。葉は卵形で縁に細かいぎざぎざがある。早春、葉より先に、白・淡紅・紅色などの香りの強...
うめ‐うつぎ【梅空木】
アジサイ科の落葉低木。本州中部の山地にまれにみられ、高さ約1メートル。枝はまばらに出る。葉はやや細長い卵形で先がとがる。初夏、白色の花を下向きに開く。
うらしま‐がい【浦島貝】
トウカムリガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻は卵球形で、殻高6センチくらい。殻表は浅い溝状の横縞(よこじま)があるが滑らかで、淡褐色に濃褐色の斑点が規則正しく並ぶ。
うらしま‐つつじ【裏縞躑躅】
ツツジ科の落葉小低木。高山に群生。茎に、枯れた葉柄の残りがうろこ状につき、地をはい、その先が上向いて、倒卵形の小さい葉が密につく。葉の裏面に縞模様がある。6月ごろ、壺形の黄白色の花が咲く。実は熟...
うらじろ‐の‐き【裏白の木】
バラ科の落葉高木。山地に自生。葉は卵円形で先がとがり、縁にぎざぎざがあり、裏面は綿毛を密生して白い。白い花をつけ、実は熟すと赤くなり、食べられる。あわだんご。まめなし。
うるか【鱁鮧/潤香】
鮎(あゆ)のはらわたや卵を塩漬けにした食品。酒の肴として珍重。あゆうるか。《季 秋》
ウーダン【(フランス)houdan】
フランスのウーダン地方原産の鶏の品種。羽はふつう黒地に白斑がある。卵肉兼用種。
えい【鱝/鱏/海鷂魚】
エイ目の軟骨魚類の総称。体は扁平で、ひし形ないし円形をし、尾は細長い。目は背面にあり、口とえらあなとは腹面に開く。えらあなは五対または六対ある。大部分は海産であるが淡水にすむものもある。卵生、ま...
えいよう‐らん【栄養卵】
先に孵化した個体に食べられる、孵化前の卵。雌が余分に産卵したもので、餌場環境が悪化したときなどに摂食される。昆虫のほか、一部のカエルなどの脊椎動物に見られる。