ご‐さんきょう【御三卿】
徳川将軍家の一族で、田安・一橋・清水の三家をさす。田安は8代将軍吉宗の子で宗武、一橋は同じく宗尹(むねただ)、清水は9代将軍家重の子で重好に始まる。三卿。
さん‐きょう【三卿】
⇒御三卿(ごさんきょう)
さんこう‐きゅうけい【三公九卿】
三公と九卿。太政大臣以下の朝廷の高位の人々。
しきぶ‐きょう【式部卿】
式部省の長官。親王は四品、諸臣は正四位相当。のちには親王が任ぜられるのが例となった。吏部尚書。
しのう‐けい【司農卿】
宮内卿(くないきょう)の唐名。
しほう‐きょう【司法卿】
明治4年(1871)から、同18年の官制改革までの司法省長官の称。
じょう‐きょう【上卿】
⇒しょうけい(上卿)
しょう‐けい【上卿】
《「じょうけい」とも》 1 朝廷の諸行事・会議などの執行の責任者として指名された公卿(くぎょう)。列席した公卿中の首席の者が選ばれた。 2 記録所の長官。 3 公卿(くぎょう)の異称。
じょう‐けい【上卿】
⇒しょうけい(上卿)
じげ‐の‐くぎょう【地下の公卿】
清涼殿殿上(てんじょう)の間に昇殿を許されない公卿。地下の上達部(かんだちめ)。