じぶ‐きょう【治部卿】
治部省の長官。おさむるつかさのかみ。
すうき‐きょう【枢機卿】
カトリック教会で、ローマ教皇に次ぐ高位聖職者。定員70名で枢機卿会議を構成し、教皇顧問としてその補佐に当たり、教皇選挙権をもつ。カーディナル。すうきけい。
すうき‐けい【枢機卿】
⇒すうききょう(枢機卿)
ないむ‐きょう【内務卿】
明治18年(1885)の官制改革以前の内務省の長官の称。
なかつかさ‐きょう【中務卿】
中務省の長官。正四位上相当。平安時代以後、四品以上の親王が任命された。なかつかさのかみ。
ひょうぶ‐きょう【兵部卿】
兵部省の長官。
まえ‐つ‐きみ【公卿/卿/大夫】
《「前つ君」の意》天皇の御前に仕える人を尊敬していう語。また、朝廷に仕える高官・侍臣の総称。「島山に照れる橘(たちばな)うずに刺し仕へ奉るは—たち」〈万・四二七六〉
まち‐ぎみ【公卿/卿】
《「まうちぎみ」の音変化》「まえつきみ」に同じ。「時に一の—有り、進んで曰く」〈景行紀〉
みんぶ‐きょう【民部卿】
民部省の長官。
もうち‐ぎみ【公卿】
《「もうちきみ」とも》「まえつぎみ」の音変化。「—たち歌(うたよみ)して曰(い)はく」〈崇神紀〉