いぶつ‐にくがしゅ【異物肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》体内に侵入した異物を好中球・マクロファージ・リンパ球などが取り囲み、肉芽組織を形成し、結節状になったもの。傷口から入った砂や石、金属、毛髪、動植物のとげ、...
いま‐だ【未だ】
[副] 1 今になってもまだ実現していないさま。「—はっきりしない事故原因」 2 以前のままであるさま。「周囲の山々は—冬の装いである」 [補説]漢文訓読で「未」を「いまだ…ず」と読むことから、...
イマチニブ【Imatinib】
抗癌剤(こうがんざい)の一つ。慢性骨髄性白血病・消化管間質腫瘍などに対して使用される分子標的治療薬。商品名グリベック。2001年にスイスの製薬会社ノバルティスファーマが発売。慢性骨髄性白血病の原...
いん【因】
1 物事の原因。もと。「失敗の—をなす」 2 仏語。直接の原因。⇔果。 3 古代インドの論理学で、論証しようとする命題(宗)の理由を述べる部分。
いん【因】
[音]イン(呉)(漢) [訓]よる ちなむ [学習漢字]5年 1 事の起こるもと。「因果・因業・因子・因縁・因由/一因・遠因・起因・近因・偶因・原因・死因・主因・真因・成因・素因・敗因・病因・誘...
いん‐が【因果】
[名] 1 原因と結果。また、その関係。 2 仏語。前に行った善悪の行為が、それに対応した結果となって現れるとする考え。特に、前世あるいは過去の悪業(あくごう)の報いとして現在の不幸があるとす...
いんが‐かんけい【因果関係】
1 二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。 2 犯罪や不法行為などをした者が法律上負担すべき責任の根拠の一つとして、ある行為と結果との間に存在していると認められるつながり。
いんが‐せい【因果性】
現象はすべて原因から生じる結果とみる場合に成立する両者の関係。事実間に成立する実在的なものと、命題間の理由と帰結という論理的なものとがある。因果関係。原因性。→結果 →原因
因果(いんが)の小車(おぐるま)
原因と結果が永久に繰り返されるさまを、いつまでも止まらない車の輪にたとえていう。因果はめぐる小車。
いんが‐りつ【因果律】
哲学で、すべての事象は、必ずある原因によって起こり、原因なしには何ごとも起こらないという原理。物理学では、どの形式で事象を記述するかによって意味が異なる。古典物理学では、哲学と同じくすべての事象...