きょう‐し【郷試】
中国の科挙の試験段階の一。宋代の解試の元代以後の称。3年に一度、各省都で行われ、これに及第すると挙人となる。
ぎ‐もんじょうしょう【擬文章生】
平安時代、大学寮で詩文や歴史を学び、寮試に及第した者。文章生になるにはさらに試験があった。擬生(ぎそう)。
下駄(げた)を履(は)か◦せる
1 価格を高くいつわる。また、数量・点数などを水増しして、実際よりも多く見せる。「点数に—◦せて及第させる」 2 囲碁で、相手の石に直接あたりをかけずに、一路か二路離して打ち、出口をふさぐ。 3...
ごう‐かく【合格】
[名](スル) 1 特定の資格や条件に適合すること。「規格に—した製品」 2 試験や検査などに及第すること。「入学試験に—する」
ごう‐とう【鼇頭】
1 書物の本文の上の空欄。また、そこに書きつけた注記。頭注。「—に注する」 2 《中国で、科挙の首席合格者が天子に目通りをするとき、そのきざはしの前に大うみがめの彫刻があったところから》官吏登用...
し‐じょう【詞場】
詩文などを作るところ。また、詩人・文人の社会。文壇。「対策及第して、自ら—に桂を折り給ふ」〈太平記・一二〉
しょう‐し【省試】
1 律令制で、式部省が大学・国学から推挙された者に対して行った官吏任用試験。 2 中国の唐・宋時代、尚書省礼部で郷試の及第者に課された官吏登用試験。及第者を貢士という。後世の会試にあたる。
しょう‐び【焼尾】
中国で、唐代に進士に及第したときの祝宴。転じて、平安時代、官職についたとき酒宴を開くこと。
じょう‐げん【状元】
昔、中国で、進士の試験に首席で合格した者。転じて、合格者・及第者。
だい【第】
[音]ダイ(呉) テイ(漢) [学習漢字]3年 1 一段一段と並ぶ順序。段階。「次第」 2 古代中国の官吏登用試験。広く、試験のこと。「科第・及第・登第・落第」 3 やしき。邸宅。「邸第・聚楽第...