あい‐かたら・う【相語らふ】
[動ハ四] 1 互いに語る。語り合う。「仏師のもとに行きて—・ひて」〈今昔・四・一六〉 2 親しく交わる。また、男女が親しい関係になる。「ねむごろに—・ひける友だち」〈伊勢・一六〉 3 自分の仲...
おもい‐な・す【思い做す】
[動サ五(四)] 1 …のように心に受け取る。思い込む。「センチメンタルな彼を一個超人のようなと—・している友だちさえあった」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉 2 推定して、それと決める。「おのづから、...
くさ‐ぶえ【草笛】
草の葉や麦などの茎を口にあて、笛のように吹いて鳴らすもの。《季 夏》「友だちのなき—を鳴らしけり/風生」
こうふくなおうじ【幸福な王子】
《原題The Happy Prince》ワイルドの童話集「幸福な王子、その他の物語」の通称。1888年刊。著者が自身の息子たちのために書いたもので、表題作「幸福な王子」のほか「ナイチンゲールとば...
ずっ‐と
[副] 1 ほかのものと比べてかけ離れているさま。段違いに。はるかに。「このほうが—大きい」「それより—以前の話だ」「駅は学校の—先にある」 2 同じ状況が長く続いているさま。その間じゅう。「友...
堪(たま)ら◦ない
1 その状態を保てない。「そんなに乱暴に着たら服が—◦ない」 2 感情などをがまんできない。「腹がへって—◦ない」「友だちに会いたくて—◦ない」 3 この上なくよい。なんともいえないほどいい。「...
だけ‐に
[連語]《副助詞「だけ」+格助詞「に」》 1 限定の意を強める。…に限って。「友だち—話す」 2 …であるから、なおのこと。「期待が大きかった—失望も大きかった」 3 …であるから、それにふさわ...
ちょっかい
1 《2から転じて》横合いから、余計な手出しや干渉をすること。また、女性にたわむれに言い寄ること。「友だちの彼女に—をかける」 2 猫が一方の前足で物をかきよせるような所作をすること。 3 腕・...
とう‐りゅう【当流】
1 この流派。この流儀。 2 今はやっている流儀。当世風。「—の大尽と見えて友だち多くつれだち」〈咄・露がはなし・四〉
ないたあかおに【泣いた赤鬼】
浜田広介による童話。人間と友だちになりたい赤鬼と、彼が人間と仲良くなれるよう悪者役を引き受ける青鬼の友情と別れを描く。 [補説]昭和8年(1933)の児童誌初掲載時の題は「おにのさうだん」だった...