いがごえどうちゅうすごろく【伊賀越道中双六】
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二らの合作。天明3年(1783)大坂竹本座初演。伊賀越の仇討ちを題材に、奈河亀輔(ながわかめすけ)の歌舞伎狂言「伊賀越乗掛合羽(のりかけがっぱ)」の改作。「沼津」「...
え‐すごろく【絵双六】
絵入りのすごろく。今日普通にいうすごろくをさす。《季 新年》
じょうど‐すごろく【浄土双六】
絵双六の一。江戸時代に流行したもので、南閻浮洲(なんえんぶしゅう)を振り出しに浄土を上がりとする。賽(さい)には「南・無・分・身・諸・仏」の6字を刻み、悪い目を振ると地獄に落ち、よい目を振ると浄...
すぐ‐ろく【双六】
「すごろく」の古形。「つれづれなぐさむもの、碁、—、物語」〈枕・一四〇〉
すご‐ろく【双六/双陸】
1 二人が盤を隔てて向かい合って座り、交互にさいを振って、出た目の数によって盤上の駒を進め、早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊び。インドに起こり、日本には奈良時代に中国から伝来。 2 紙...
たび‐すごろく【旅双六】
⇒道中双六(どうちゅうすごろく)
とび‐すごろく【飛び双六】
双六の一種。絵の双六の各区画に、さいの目による移動先が示してあり、振ったさいの目によって飛び移っていくもの。
どうちゅう‐すごろく【道中双六】
東海道五十三次の絵を順次渦巻き形に描いた絵双六。江戸を振り出しに進み、京で上がりとする。旅双六。
まわり‐すごろく【回り双六】
振り出しから出発し、交互に賽(さい)を振ってその出た目の数だけ進み、早く上がることを競う遊戯。道中双六などの類。