すぐ‐ろく【双六】
「すごろく」の古形。「つれづれなぐさむもの、碁、—、物語」〈枕・一四〇〉
すご‐ろく【双六/双陸】
1 二人が盤を隔てて向かい合って座り、交互にさいを振って、出た目の数によって盤上の駒を進め、早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊び。インドに起こり、日本には奈良時代に中国から伝来。 2 紙...
すごろく‐うち【双六打ち】
双六をすること。双六で賭博(とばく)をすること。また、その人。「朝月夜—の旅ねして/杜国」〈冬の日〉
すごろく‐ばん【双六盤】
双六をするときに使う盤。長方形の盤面の中央に一条の細い空地を設けて、敵・味方の陣に分け、縦に左右それぞれ12の地をつくったもの。一般に縦約36センチ、横約24センチの木製の盤。
そう【双】
[名]二つで一組みとなるものの、両方。ふたつ。「—の肩」 [接尾]助数詞。一対のものを数えるのに用いる。「屏風(びょうぶ)一—」
そう【双〔雙〕】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(漢) [訓]ふた ならぶ 〈ソウ〉 1 ふたつ。ペア。「双肩・双璧(そうへき)・双方・双翼・双生児」 2 二つならぶ。「無双」 〈ふた〉「双子・双葉」 [難...
そういちじ‐ほかんほう【双一次補間法】
⇒バイリニア法
そうえん‐ふん【双円墳】
二つの円墳が連結した形の古墳。日本ではきわめて少ないが、大阪の金山(かなやま)古墳が知られる。双墓。
そうかい‐ぶね【双海船】
近世の捕鯨で使われた船。2艘で1帖の網を展開する。
そうかく‐しきゅう【双角子宮】
子宮の中に2つの内腔がある状態。また、そのような子宮。胎生期に生じたミュラー管の癒合不全によって起こる、子宮形態異常の一つ。癒合不全の程度によって、子宮頸部(けいぶ)が1つのもの(単頸双角子宮)...