むごん‐しょう【無言症】
発声器官や構音器官に障害はなく、失語症でもないにもかかわらず、言葉を発しない状態。統合失調症・鬱病・ヒステリー反応などでみられる。緘黙症。→場面緘黙症
むじょうけん‐はんしゃ【無条件反射】
動物が生得的に持っている反応。食物が口に入ると唾液が出る、膝の下を軽くたたくと下肢が跳ね上がるなど。反射。→条件反射
むすい‐ありんさん【無水亜燐酸】
燐を不十分な酸素供給下で燃やすと得られる三酸化二燐の俗称。白色ろう状の固体。有毒。冷水と反応して亜燐酸(ホスホン酸)を生じる。化学式P2O3
むすい‐さん【無水酸】
酸の化学式から水分子を除いた形で表せる化合物。水と反応して酸を作る酸化物。
めいそうしんけい‐はんしゃ【迷走神経反射】
外界からの刺激が、迷走神経の求心性線維を介して脳の中枢に伝わり、遠心性線維によって末梢の臓器や効果器に防衛反応が生じること。 [補説]気管に刺激を受けたとき、声帯の閉鎖に続いて急激な呼吸運動が起...
めいにち‐はんのう【命日反応】
⇒記念日反応
めい‐はんのう【明反応】
光合成のうち、光に依存して進行する過程。葉緑体中で、葉緑素の吸収した光エネルギーを用い、ATP(アデノシン三燐酸(りんさん))の生成、水分子の分解に伴う還元型化合物および酸素の発生が行われる反応...
メイラード‐はんのう【メイラード反応】
アミノ酸・ペプチド・たんぱく質などが、酵素によらずに糖と結合する反応。食品の加熱調理や長期保存をすると、この反応によってメラノイジンという褐色物質を生成するため、褐変反応ともいう。マイヤール反応...
メタネーション【methanation】
触媒を介して水素と二酸化炭素を反応させ、メタンを合成すること。メタン化反応。
メタボロミクス【metabolomics】
生体内の細胞や組織における、代謝物質の動態や反応経路を研究する学問分野。狭義にはメタボローム解析とよばれる代謝質の分離と同定技術をさし、広義には代謝反応の経路やその量的な解析を中心として、広く臨...