お‐かぶ【御株】
その人の得意とするわざ。また、特有の癖。「—を取る」「又母親の—が始まったのだと思った」〈秋声・足迹〉
おきて‐まい【掟米】
江戸時代の小作料の名称。領主が取る年貢諸役のほかに、地主取り分の余米も含めて納入する場合にいう。定め米。
おさま・る【収まる/納まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」 2 その場所に落ち着く。 ㋐受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に—・る...
おさ・める【収める/納める】
[動マ下一][文]をさ・む[マ下二]《「治める」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入れる。収納する。きまった所にしまう。「製品を倉庫に—・める」「刀を鞘(さや)に—・める」「カメラに—・め...
おし‐がい【押(し)買(い)】
[名](スル)売る意志のない者から、むりやりに財物などを買い取ること。また、その人。⇔押し売り。→訪問購入
おしこみ‐ごうとう【押(し)込み強盗】
他人の家に押し入って、金銭や品物を奪い取ること。また、その者。押し込み。
おち‐い・る【陥る/落(ち)入る】
[動ラ五(四)] 1 落ちて中に入る。はまる。「深みに—・る」 2 望ましくない状態になる。「重態に—・る」「ジレンマに—・る」 3 相手の策謀にはまりこむ。計略にかかる。「敵の術中に—・る」 ...
おっ‐と・る【押っ取る】
[動ラ四]《「おしとる」の音変化》 1 急いで手に取る。また、すっかり手に入れる。「童(わらは)にもたせたる太刀—・り、するりと抜きて」〈曽我・一〉 2 相手の言葉をすぐに引き取る。「まづ何者ぞ...
おとし‐い・れる【陥れる/落(と)し入れる】
[動ラ下一][文]おとしい・る[ラ下二] 1 だまして苦しい立場に追いやる。わなにかける。「罪に—・れる」 2 城などを攻めて取る。「砦(とりで)を—・れる」 3 (落とし入れる)落として、中へ...
おと・る【劣る】
[動ラ五(四)] 1 価値・能力・質・数量などが、他に比べて程度の低い状態にある。引けを取る。「技量は数段—・る」⇔勝る。 2 (「…におとらず」の形で)…と同じように。「今日も昨日に—・らず暑...