とりわけ‐て【取(り)分けて】
[副]「取り分け」に同じ。「—興味のあるテーマ」
とり‐わ・ける【取(り)分ける】
[動カ下一][文]とりわ・く[カ下二] 1 食べ物などを別の器に分けて取る。「大皿から—・ける」 2 同類のものの中でも特別なものとして、別にする。「高級品を—・ける」
とり‐わた・す【取り渡す】
[動サ四]物や人を移動させる。持って来る。また、持って行く。「唐の物ども—・させ給ひて」〈源・梅枝〉
とりん‐ぼう【取りん坊】
1 遊里で、遊女をだまして金品を奪う客。転じて、遊女にだまされて多額の金品を奪われる客。とられんぼう。「女郎も—も、あまねく色道の鏡といたしぬ」〈浮・色三味線・二〉 2 遊里で、ひやかし。素見(...
と・る【取る/執る/採る/捕る/撮る】
[動ラ五(四)] 1 手の中におさめる。手に持つ。 ㋐手でつかむ。握って持つ。「その本を—・って見てください」「胸ぐらを—・る」 ㋑手に持って動かす。手を働かして何かをする。操作する。「舵(か...
取(と)るに足(た)ら◦ない
「取るに足りない」に同じ。「—◦ないことにこだわる」
取(と)るに足(た)り◦ない
問題として取り上げる価値もない。ささいなことである。取るに足らない。「—◦ない話題」
取(と)る物(もの)も取(と)り敢(あ)えず
大急ぎで。大あわてで。「—病院へ駆けつける」
とれ‐たて【取れ立て】
収穫したばかりであること。また、そのもの。とりたて。「—の桃」
とれ‐だか【取れ高】
農作物の収穫量。