たましい【魂/魄】
1 生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。「—が抜けたようになる」「仏作って—入れず」 2 心の活力...
たまつしま‐じんじゃ【玉津島神社】
和歌浦にある神社。祭神は稚日女命(わかひめのみこと)・神功皇后・衣通姫命(そとおりひめのみこと)。古来、和歌三神の一として信仰される。
たんけい‐けん【端渓硯】
端渓石で作った硯(すずり)。美しい斑文(はんもん)があり、墨のおりもよく、古来珍重される。
だい‐せん【大山】
鳥取県西部の火山。中国地方の最高峰で、標高1729メートル。古来山岳信仰で栄え、大山寺がある。伯耆(ほうき)富士。
つうぞく‐ぶん【通俗文】
1 世間一般の人々にわかりやすい文章や文体。「古来の文章法を破って平易なる—を用うる事なり」〈福沢・福翁自伝〉 2 手紙を書くときに用いる文体。書簡文。
つくま‐まつり【筑摩祭】
滋賀県米原(まいばら)市の筑摩神社で5月8日(古くは陰暦4月1日)に行われる祭礼。古来、御輿(みこし)に従う女性がひそかに関係をもった男性の数だけ鍋をかぶったというが、現在は少女が作りものの鍋を...
つくり‐ものがたり【作り物語】
1 仮作の物語。つくりばなし。 2 平安時代の物語の一種。古来の民間伝承や漢文にみる伝奇などから発展した、虚構性・伝奇性の強い物語。竹取物語・宇津保物語など。
つるが【敦賀】
福井県中南部の市。もと酒井氏の城下町。敦賀湾に面して自然の良港をなし、古来、日本海沿岸や大陸交通の要地として繁栄。気比(けひ)神宮や敦賀発電所がある。人口6.8万(2010)。
ティベリーナ‐とう【ティベリーナ島】
《Isola Tiberina》イタリアの首都ローマ中心部を流れるテベレ川にある島。右岸にチェスティオ橋、左岸にファブリチオ橋が架かる。紀元前3世紀に医神アスクレピオスを祭る神殿が建てられ、古来...
ティレニア‐かい【ティレニア海】
《Tyrrhenian Sea》地中海の中央部、イタリア半島の西側にある海。半島とコルシカ島・サルデーニャ島・シチリア島に囲まれ、古来から沿岸にローマやナポリ、パレルモなどの都市が発展した。