あく【灰汁】
1 植物を焼いた灰を水に浸して得る上澄み液。アルカリ性を示し、古来、洗剤・漂白剤として、また染色などに用いる。 2 山菜や野草などに含まれる、渋み・えぐみなどのもとになる成分。「ウドの—を抜く」...
あさつき‐なます【浅葱膾】
アサツキをゆで、貝のむき身などとともに酢味噌であえた科理。古来、3月3日の桃の節句に作る習わしがあった。
アドリア‐かい【アドリア海】
《Adriatic Sea》地中海の北部、イタリア半島とバルカン半島にはさまれた海。古来、重要な海上交易路。
あまのはしだて【天橋立】
京都府北部、日本海の宮津湾にある砂嘴(さし)。全長約3.3キロ、幅40〜100メートル。これに区切られてできた潟湖を阿蘇(あそ)海とよぶ。日本三景の一。砂嘴にある磯清水は、古来歌に詠まれた名水。...
あやめ【菖蒲】
1 アヤメ科アヤメ属の多年草。日当たりのよい乾燥した草地に生える。高さ30〜60センチ。葉は細長く剣状。初夏、花茎の先に、付け根に網目模様のある紫または白色の花を開く。多くの栽培品種がある。アヤ...
言い張る
insist ((on; that));persist ((in)) ⇒しゅちょう(主張)彼も一緒に来るべきだと私は言い張ったI insisted 「that he should come [o...
古来
from ancient [old] times元旦の祝いはどの家庭でも古来行われているNew Year's Day has been observed in every home since ...
仕来たり
〔風習〕customs;〔習慣〕(a) conventionしきたり通りのconventional古来からのしきたり通りに式が行われたThe ceremony was held in accor...
破る
I1〔引き裂く〕tear; rip(▼tearが一般的な語,ripは裂き易い方向,縫目などにそって勢いよく引き裂く)スカートをくぎに引っ掛けて破いてしまったI tore my skirt on ...
ancient1
(◆発音注意)形1 古代の(◆特に476年の西ローマ帝国滅亡以前の)(an) ancient civilization古代文明ancient Greece [Egypt, Rome]古代ギリシャ...
じゅうらい【従来】
[共通する意味] ★ずっと前から今まで変わりなく何かが続けて行われていること。[英] from ancient times[使い方]〔古来〕▽古来語り継がれた民話を収集する〔旧来〕▽旧来の陋習(...
こらい【古来】
[共通する意味] ★ずっと前から今まで変わりなく何かが続けて行われていること。[英] from ancient times[使い方]〔古来〕▽古来語り継がれた民話を収集する〔旧来〕▽旧来の陋習(...
きゅうらい【旧来】
[共通する意味] ★ずっと前から今まで変わりなく何かが続けて行われていること。[英] from ancient times[使い方]〔古来〕▽古来語り継がれた民話を収集する〔旧来〕▽旧来の陋習(...
ミュージック
[共通する意味] ★音による芸術。一定の方法によって音を結合、配列することで、美的な感情を起こさせるもの。声楽と器楽とに分けられる。[英] music[使い方]〔音楽〕▽音楽を流す▽音楽の授業▽...
がく【楽】
[共通する意味] ★音による芸術。一定の方法によって音を結合、配列することで、美的な感情を起こさせるもの。声楽と器楽とに分けられる。[英] music[使い方]〔音楽〕▽音楽を流す▽音楽の授業▽...
いんようごぎょう【陰陽五行】
天地間にあって、万物を造り出す陰と陽の二気と、天地間に循環流行して、万物を生じるもとになる水・火・木・金・土の五つの元素。万物の構成要素。古来、これらの要素の消長などによって、吉凶禍福など万象を解釈・説明しようとした陰陽五行説が行われ、いろいろな迷信が生まれて、人々の生活に大きな影響を及ぼした。日本の陰陽道おんようどうもこの流れを汲くんでいる。▽「陰」は「おん」とも読む。
えきせいかくめい【易姓革命】
王朝の交代のこと。天子の徳がなくなれば天命が別の姓の天子に改まり変わるという中国の政治思想。▽昔の中国では、天子は天命によって決まると信じられ、天子にその徳がなくなれば天命は他の人に代わり下ると信じられており、また一王朝は同じ血統(姓)で続いていくが、王朝交代の際には王室の姓が変わることからいう。「姓せいを易かえ命めいを革あらたむ」という意。
おうこらいこん【往古来今】
綿々と続く時間の流れ。また、昔から今まで。▽「往古」は過ぎ去った昔。「来今」は今から後。『淮南子えなんじ』斉俗訓せいぞくくんでは「往古来今、之これを宙と謂いい、四方上下、之を宇と謂う」とあり、時間と空間の限りない広がりをいっている。
しちじゅうこき【七十古稀】
七十歳の高齢に達するまで、長く生きるということは、昔からまれであるとうたった杜甫とほの詩から。「人生じんせい七十しちじゅう、古来こらい稀まれなり」の略。
とうこうかしゅ【刀耕火種】
山林を伐採し、火を放って草木を焼き払い、そこに種をまく意。焼畑農業のこと。▽古来、山地で行われた農法で、広く原始的な農業形態の意味でも用いられる。
こま‐ちかざね【狛近真】
[1177〜1242]鎌倉前期の雅楽家。古来の楽曲・楽器の由来や奏法を記した「教訓抄」を著す。
ちゅう【紂】
古代中国の殷(いん)王朝最後の王。名は辛(しん)。妲己(だっき)を溺愛(できあい)し、酒色にふけって政治を乱し、忠臣の比干(ひかん)を殺すなど、暴虐の限りを尽くして周の武王に滅ぼされた。古来、夏...
ふじわら‐の‐しゅんぜい【藤原俊成】
[1114〜1204]平安後期の歌人。名は「としなり」とも。定家の父。法名、釈阿。幽玄体の歌を確立し、王朝歌風の古今調から中世の新古今調への橋渡しをした。後白河院の院宣により、「千載和歌集」を撰...
ろっかく‐しすい【六角紫水】
[1867〜1950]漆芸家。広島の生まれ。本名、注多良(ちゅうたろう)。古来の漆工技術を研究するとともに、白漆・色漆の改良に努めた。