おみ‐わたり【御神渡り】
冬、湖水の氷結面の一部にできる盛り上がった氷堤。気温が下がると氷が収縮して裂け、そこに下の水が上がって結氷し、気温の上昇に伴って氷が膨張して、裂け目の氷が持ち上げられる現象。古来、長野県の諏訪(...
オルドス【Ordos】
中国、内モンゴル自治区南部、湾曲する黄河と万里の長城に囲まれる地域。草原・砂漠からなる高原。古来、漢族と北方遊牧民族が奪い合った地域で、明(みん)末にモンゴル族のオルドス部が占拠したが、1635...
かつ‐れい【割礼】
陰茎包皮または陰核を切開、その一部を切り取る風習・儀礼。古来、諸種族に広く行われたが、今日でもユダヤ教徒・アラビア・アフリカの諸部族間に残る。宗教的には、清め・奉献・契約の印・成人の証明などの意...
かとり‐じんぐう【香取神宮】
千葉県香取市にある神社。旧官幣大社。祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)(別名、伊波比主命(いわいぬしのみこと))。古来、鹿島神宮とともに軍神として尊崇されてきた。下総(しもうさ)国一の宮。
か‐ほく【華北】
中国中北部、黄河の中・下流域の地方。河北・山西・山東・河南の四省に渡る地域。古来、中原(ちゅうげん)の地とよばれ、政治・文化の中心。ホアペイ。
カルナータカ‐おんがく【カルナータカ音楽】
《(梵)karnātaka Saṃgīta》インド伝統音楽の二大潮流の一つ。13世紀初頭にイスラム王朝がデリーに成立し、このころから北インドのヒンドゥスターニー音楽と、より純粋にインド古来の特性...
かわのえ【川之江】
愛媛県東端にあった市。燧灘(ひうちなだ)に面し、古来、交通の要地であった。平成16年(2004)伊予三島市、新宮(しんぐう)村、土居(どい)町と合併して四国中央市となる。→四国中央
かん‐こん‐そう‐さい【冠婚葬祭】
日本古来の四大礼式、元服・婚礼・葬式・祖先の祭礼のこと。また、一般に、慶弔の儀式。
かんしゅく【甘粛】
中国中北部の省。省都は蘭州(らんしゅう)。古来、天山南北路に連なる東西交通の要路にあり、前漢時代に、武威・張掖(ちょうえき)・酒泉・敦煌(とんこう)の河西(かせい)四郡が置かれた。人口、2594...
かんちゅう【漢中】
中国陝西(せんせい)省南西部の商業都市。漢水上流にある。古来、戦略・交通上の要衝で、漢の拠点であった。ハンチョン。