しゅちゅうか【酒中花】
石田波郷の第7句集。昭和43年(1968)刊。第19回芸術選奨文部大臣賞を受賞。石田没後の昭和45年(1970)には、遺族によって編まれた第8句集「酒中花以後」が刊行されている。
しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】
正岡子規を中心とする日本派の代表的句集。4冊。明治34年(1901)子規編の春の部を発刊。夏の部以下は、明治36年(1903)までに高浜虚子・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)共編で刊。
しゅんこう【春光】
稲畑汀子の俳句集。昭和61年(1986)刊行。
しゅんせつ【春雪】
中村汀女による句集。昭和15年(1940)刊。
しょうねん【少年】
金子兜太の第1句集。昭和30年(1955)刊。昭和31年(1956)の現代俳句協会賞を受賞。
しょうらい【松籟】
富安風生の第3句集。昭和15年(1940)刊行。
尻(しり)から抜(ぬ)・ける
見聞してもすぐに忘れてしまう。尻抜けである。「学問は—・けるほたるかな」〈蕪村句集〉
じゅうごほう【十五峯】
鷹羽狩行の句集。平成19年(2007)刊。平成16年(2004)から平成18年(2006)にかけての作品を収録。平成20年(2008)、第23回詩歌文学館賞および第42回蛇笏賞を受賞。
すいはくちょう【水巴句帖】
渡辺水巴の句集。大正11年(1922)刊行。
せいかしゅう【井華集】
江戸後期の俳句集。2巻。高井几董(たかいきとう)著。寛政元年(1789)刊。上巻に春夏、下巻に秋冬の句を収めた自撰句集。