せっさいくしゅう【折柴句集】
滝井孝作の句集。昭和6年(1931)刊。「折柴」は滝井の俳号。
せっぺん【雪片】
高野素十の第2句集。昭和27年(1952)刊。
せば‐せば・し【狭狭し】
[形シク] 1 非常にせまい。せまくるしい。窮屈だ。「道—・しうて両方が険阻で」〈史記抄・孫呉伝〉 2 心がせまい。狭量だ。「大キナ国ヲ治ムル者ワ—・シウシテワカナワヌ」〈天草版金句集〉
せみ‐ごろも【蝉衣】
蝉の翅(はね)のように薄く透けるように織った、夏向きの着物。蝉の衣(きぬ)。蝉の羽衣(はごろも)。「かけ香や何にとどまる—」〈蕪村句集〉
せん‐じゃ【撰者】
1 作品を選び集めて歌集・句集などを編集する人。編者。「古今集の—」 2 書物や文章を撰述した人。古い文献についていう。著者。
ぜん‐く【全句】
1 俳句・川柳などの句の全体。 2 その人の作ったすべての句。また、句集のすべての句。
そうもくとう【草木塔】
種田山頭火の句集。昭和8年(1933)刊行のものと昭和15年(1940)刊行のものがある。
そうりん【霜林】
水原秋桜子の句集。昭和25年(1950)刊行。
そののちり【園塵】
猪苗代兼載の句集。全4巻。長享2年(1488)頃から永正7年(1510)頃の成立とされる。
たま‐がわ【多摩川/玉川】
関東南部を流れる川。秩父山地の笠取山に源を発し、東京都に入り、下流で神奈川県との境を流れて東京湾に注ぐ。河口付近を六郷(ろくごう)川ともいう。長さ138キロ。東京の上水道の水源。古称、調布(た...