ねこまち【猫町】
萩原朔太郎の短編小説。道に迷った詩人が、不思議な町の幻を見る。昭和10年(1935)刊。
平井照敏の第1句集。昭和49年(1974)刊。
のり‐の‐つえ【法の杖】
1 頼りとすがる仏法を、杖にたとえた語。「花紫は先に立ち、若紫は—、つくづくものを案ずるに」〈浄・吉野忠信〉 2 寺参りや墓参りなどのときに用いる杖。「麦刈りぬ近道来ませ—」〈蕪村句集〉
はいふうやなぎだるしゅうい【誹風柳多留拾遺】
川柳集。10編10冊。編者未詳。寛政8〜9年(1796〜97)刊の「古今前句集」を改題したもの。万句合から句を20の部類に分けて編集。
はかぐら
中塚一碧楼の第1句集。大正2年(1913)刊行。
はくがく【白岳】
飯田蛇笏の俳句集。昭和18年(1943)刊行。
はくじつ【白日】
渡辺水巴の句集。昭和11年(1936)刊行。
はくち【白痴】
《原題、(ロシア)Idiot》ドストエフスキーの長編小説。1868年刊。白痴とよばれるほど純真無垢な魂をもつムイシュキン公爵が、現実の社会の中でその美しい魂を破滅させていくさまを描く。
川端...
はつがらす【初鴉】
高野素十の第1句集。昭和22年(1947)刊。
はなあび【花浴び】
飴山実の俳句集。平成7年(1995)刊。
はなごおり【花氷】
日野草城の第1句集。昭和2年(1927)刊。