ひな‐の‐せっく【雛の節句】
3月3日の雛祭りの節句。桃の節句。《季 春》
ひむろ‐の‐せっく【氷室の節句】
江戸時代の行事の一。暑い盛りの陰暦6月1日に、前年の冬の雪水で作った折餅(へぎもち)または氷餅(こおりもち)などを祝って食べた。
ひら‐く【平句】
連歌・連句で、発句・脇・第三・挙句(あげく)以外の句。
び‐く【尾句】
1 終わりの句。特に律詩の最後の2句。 2 短歌の第3句以下の句。特に第5句。
びじ‐れいく【美辞麗句】
美しく飾りたてた言葉や文句。「—を並べたてる」
ふで‐く【筆句】
《作者の名の上に「筆」または「フ」と書くところから》他人が代作した句。
へんげん‐せっく【片言隻句】
「片言隻語(せきご)」に同じ。「先生のお話は—さえも忘れがたい」
ほっ‐く【発句】
1 短歌の最初の句。初5文字、または第1・2句。のちには上の句。 2 連歌・連句の第1句。五・七・五の17音からなる句。立句(たてく)。→挙句(あげく) 3 2が独立した短詩形として単独で作られ...
ほっけもんぐ【法華文句】
中国、隋代の仏教書。智顗(ちぎ)が講説し、灌頂(かんじょう)が筆録。20巻。法華三大部の一。法華経の経文の各句を注釈したもの。妙法蓮華経文句。文句。
まえ‐く【前句】
1 連歌・俳諧で、付句(つけく)の前に位置する句。 2 「前句付け」の略。